概要

ハラスメントマネージャーⅡ種認定研修とは、一般財団法人 全日本情報学習振興協会が行う資格認定講習です事業主がハラスメントを防止する措置を講ずるにあたっては、ハラスメントの知識を有し、高いマネジメント能力を持った管理者・指導者が必要になります。ハラスメントマネージャーⅡ種認定研修では、ハラスメント防止のための体制の構築から事案発生時の対応等、全体を通してマネジメントを行う能力を養成します。

会場:オンライン講習

受講料:41,800円(税込) 

講習時間:9:30~16:30 お昼休憩/12:00~13:00 修了チェックテスト16:20~16:30

認定:認定証書と認定カードが交付され、ロゴが使えます。

※オンライン講習はZoomではなく、独自のオンライン配信システムを利用しています。双方向で質問もできるので、先生はチャットからの意見を確認しながら講義することができます。受講生側のカメラはオンにならないようです。

 

開催3日前に、ログイン情報・レジュメ資料・ガイドブックなどが郵送で送られてきます。開始30分前までにログインし、時間になると講習会が配信されます。今回はライブで24名の方が受講されていました。(→)講義中は定期的にボタンによる出席確認を行います。

カリキュラム

第1章 職場におけるハラスメントの理解

第2章 職場におけるハラスメントの法的責任
第3章 
事業主の雇用管理上の措置

第4章 ハラスメントの対応について

 

ハラスメントとは、「嫌がらせ」、「いじめ」という意味を持ち合わせており、主に社会問題となっているのは、①セクシャルハラスメント(セクハラ)②マタニティーハラスメント(マタハラ)③パワーハラスメント(パワハラ)の3種類になります。 ちなみにこれらは法的用語ではありません。ハラスメントを発生させないためには、体制の構築だけでなくハラスメントに関する意識を啓発するために、研修・講習等を実施し、新入社員等を継続して研修することができるような教育体制も必要となります

講義の休憩明け毎に、講師の方がライブ中にチャットで寄せられた質問に答える時間が設けられています。弁護士の方なので、具体的な裁判事例などを交えて答えて頂けました。質問者もかなり攻めた内容で面白かったです。

感想

セクハラ、マタハラ、パワハラなどの職場におけるハラスメントは、企業の労務管理におけるリスクが顕在化した「企業危機」(クライシス)であり、それは、企業の有形・無形の資産、事業活動等に大きな被害・損失を与えます。ハラスメントマネジメントは、このような「ハラスメントのリスク・危機を最小化するための管理活動」であり、今日の企業においては極めて重要な職域となりました。一般財団法人 全日本情報学習振興協会は、企業内において、このハラスメントマネジメントを担当する者を「ハラスメントマネージャー」と呼び、本講習では、ハラスメント防止のための体制の構築から事案発生時の対応等、コンプライアンス関連の業務に携わる方に必須の知識を学べます。