概要

事業者は、締固め用機械で、動力を用い、かつ、不特定の場所に自走できるものの運転(道路上を走行させる運転を除く)の業務に労働者を就かせるときは、安全又は衛生のための特別な教育をしなければならないことが義務付けられています。今回はPEO建機教習センタ神奈川(旧 日立建機教習センタ)でお世話になりました。

受講費用:18,000円

受講資格:18歳以上の方

講習時間:10時間(2日) 

ローラーとは、タイヤローラー、コンバインドローラー、ハンドガイドローラーなど、路床、路盤や舗装面の支持力を高めるために使用される締固め機械をいい、道路やダムの盛土締固め、道路舗装、建築構造物基盤、地下埋設物の覆土などの締固めに用いられます。締固め用機械(ローラー)で、特に機械の質量や大きさなどによる資格の制限はありません。

カリキュラム

【学科】

締固め用機械(ローラー)に関する知識 4時間
締固め用機械(ローラー)の運転に必要な一般的事項に関する知識 1時間
関係法令 1時間
【実技】 

締固め用機械(ローラー)の運転方法 4時間

締固め用機械(ローラー)で公道を自走する場合は特殊自動車免許が必要になります。ロードローラー同じような作業をする場合に、手持ちの「プレート」「ランマー(製品名)」なども良く使われていますが、これらの製品を使用するときには、「振動工具取扱作業者安全衛生教育」が必要です。

感想

ロードローラーなどの締固め用機械と呼ばれる重機・建機に関しては基本的にこれ1つで操作することができます。もともとはフォークリフトと同じように車両系建設機械に入っていたものの、事故が多発して多数の死傷者が出たために資格が独立したという経緯があります。運転業務を行わせるにはもちろん締固め用機械の資格取得が義務付けられていて操作にも細心の注意が必要です。街で一度は見たことがあるロードローラー。土木業界や道路舗装で働くことを検討している方にはおすすめの資格です。