概要

建設業の店社(本社・支店)及び建設現場の安全衛生管理担当者を対象に、関係法令の専門家から最近の労働安全衛生行政の動向、法体系用語の解説、労働安全衛生法を始め関係規則等の改正などについて、また、弁護士からは判例を基にした具体的な事例や法的責任と安全配慮義務等の解説から法律の適用まで、建設業の労働安全衛生に係わる関係法令について体系的に研修するとともに、法的な考え方の理解を深めることを目的としています。今回は建設業安全衛生教育センターにお世話になりました。

研修期間:3泊4日 

1日目 13:00~13:30開講式 13:30~18:00講習

2日目 8:30~18:00講習(12:00~13:00/昼食休憩)

3日目 8:30~19:00講習(12:00~13:00/昼食休憩)

4日目 8:00~12:00講習 12:00~閉講式 昼食後、解散

受講料:158,730円(食事代・消費税込み) 宿泊代込み

 

安全衛生関係法令講座は中央労働災害防止協会 安全衛生教育センターでも開催してます。こちらは2泊3日で77,000円(テキスト代、消費税込み、※食事代は含まれません)です。

宿舎の紹介

建設業安全衛生教育センターは千葉県佐倉市飯野852 京成佐倉駅から送迎バス(無料)が出ています。駐車場(無料)を完備。

部屋・洗面所・洗濯機・乾燥機・大浴場・廊下・食堂

 

カリキュラム

・労働安全衛生法及び関係規則等の改正の解説
・最近の労働安全衛生行政の動向
・法的責任と安全配慮義務等の解説(弁護士)
・事例研究(班別討議)
・法令用語等の解説

 

労働安全衛生法は、企業における安全衛生管理の基本となる法令ですが、その内容は、昭和47年の法施行以来数次にわたる法改正やその他関係規則の制定などにより多くの条文が存在します。この講座では、具体的な事例や法的責任と安全配慮義務等の解説から法律の適用まで、建設業の労働安全衛生に係わる関係法令について体系的に研修するとともに、法的な考え方の理解を深めることを目的としています。『法的責任と安全配慮義務等の解説』の講義では、弁護士の先生による民事損害賠償など実例を交えた話しもお聞きする事ができました。

感想

労働者を守る仕組みのひとつが「労働安全衛生法」です。この法律には、会社による健全な作業環境の提供と労働者を守ることが定められており、働いている全員が必ず遵守しなければなりません。労働安全衛生法の遵守は、事業者だけでなく、労働者にとっても義務です。しかし労働安全衛生法について理解している労働者はほとんどいないため、事業者が安全衛生活動を率先して行い、労働者へ積極的に周知していくことで、現場に浸透します。この講座では、法令の読み方や労働安全衛生法令の基本的な考え方から、労働災害防止に関する法令の規定を、具体的に如何に労働災害防止に結び付けるかというものまで、専門知識や固有の技術ノウハウを学ぶ最適なコースです。安全衛生教育担当者、人事労務管理者及び現場のライン管理・監督者などの研修としてこの講座をご受講されてみてはいかがでしょうか。