概要

ようこそ!かわさき検定とは川崎商工会議所が行う検定で、市民を始め多くの方々に川崎市の産業、そして川崎市の産業観光の魅力について理解を深めていただくために実施しているものです。 川崎市は産業都市として栄えていますが、歴史的・文化的に価値のある工場や、そこで働く職人、作られる製品、また昔の工場跡や産業発祥の地を巡る産業観光に力を入れています。

受験料:1,650円(税込)

試験時間:11:00~(試験時間60分)
合格基準:選択式35問と記述式2問で構成100点満点で70点以上を合格

試験会場:川崎商工会議所
受験資格:年齢、性別、学歴、国籍は一切問いません

 

場所はJR東海道線「川崎駅」より徒歩3分 川崎フロンティアビルでした。

ご当地検定情報

日本商工会議所では、地域への関心を高めることを目的として「ご当地検定」を開催しています。2004年12月に行われた京都・観光文化検定がマスメディアに取り上げられ、京都近隣だけでなく各地から申込があったことをきっかけに、各地方にとっての格好の知名度向上手段、および一種の地域振興政策としても認知され、各地に広がっていきました。検定に合格すると、主催団体から当該地域について一定の知識を有しているという認定を受けることが出来ます。 

対策

2007年に始まった「川崎産業観光検定試験」は、市民をはじめ多くの方々に川崎市の産業、そして川崎市の産業観光の魅力について理解を深めていただくために実施したものです。2016年度、川崎をより身近に感じていただける試験として内容をリニューアルし、スタートしたのがこの「ようこそ!かわさき検定」です。問題は『川崎産業観光読本(改訂版)』『川崎日和』『川崎産業観光ガイドブック』だけでなく、川崎市の時事問題などからも出題されます。テキストはすべてウェブから無料でダウンロードできます。数あるご当地試験の中でも、テキストが無料でダウンロード出来るめずらしい検定です。受験者数、合格率共に非公開。難易度としては、川崎生まれ川崎育ちの私が1ヶ月勉強してギリギリ合格って感じです。

試験

試験時間は60分四者択一35問、記述式2問、計37問の出題方式です。過去の問題をみてみますと、記述式問題で「60代の男性グループ(5人)から川崎の工場夜景ガイドを頼まれました。あなたはどのように工場夜景の魅力を伝えますか。」という問いがありました。単語の暗記だけではない、その時々の川崎市に関する様々な話題、時事問題、産業観光に関する情報を取り入れて勉強する事が大切です。受験者数は60名くらいでした。

感想

「ご当地検定」とは、一般に特定の地域の歴史や文化、観光を問う検定試験とされています。これらの検定は多分に趣味的な色合いが濃く、知識試し以上のものを期待して受検する受検者は少ないと思います。ましてや、ビジネス系の検定試験のように、その結果を仕事や就職などで効果を発揮するケースはあまり無い(旅行・観光系は除く)ことから、主に趣味の資格となります。ですが、このご当地検定を通してを知り、学び、そして感じることで、今まで知らなかったあなたの街の魅力が見つかるはずです。自分の住んでる街や故郷を学ぶ一歩を踏み出すと、新たな世界が広がります。あなたの街のご当地検定で、街の魅力あふれる不思議の扉を開いてみてはいかがでしょうか。