概要

つり上げ荷重が5トン以上の各種クレーン及びデリックを運転するために必要な資格です。限定なしは、すべてのクレーンとデリックを運転できます。私はコマツ教習所神奈川センタに通い実技試験が免除となり、学科試験のみ受ける方法を選択しました。

 

試験方式:学科/実技

受験料:学科 8,800円 /実技 14,000円

受講費用:クレーン運転実技教習23H 148,900円

受験資格:誰でも受験できます(※免許の交付は18歳以上からです)

合格率:学科 57.9% 実技 46.8%(2022年)

 

対策

実技に関しては、車と違い、操作するモノがないので自分自身で練習することは難しいです。クレーン免許を取りたい!と思ったら、まずはクレーンの教習所や学校に通うのが一番確実な方法かと思います。期間としては、大体7日~10日間ぐらいで卒業する事が出来ます。学科試験は普通自動車免許と同じくらいの難易度だと感じました。難易度自体はそこまで高くありませんが、国家資格ではありますので、真面目に勉強しないと落とされる可能性もあります。しっかりテスト勉強しておくようにしましょう。クレーンを運転する人をクレーンオペレーターと言うのですが、重い荷物を直接持ったり、長時間車を走らせたりして体力を使う仕事ではないので、体力にあまり自信のない女性にも向いている仕事です。そのため、最近では女性の受講生も増えてきていると講師の方は仰っていらっしゃいました。

 

参考書:『クレーン・デリック運転士(限定なし)過去問題・解答解説集』3,300円

『クレーン・デリック運転士 テキスト&問題集』2,420円

感想

クレーン運転士は、作業現場でも多く活躍しており、常に需要の絶えない仕事です。免許の種類も豊富で、その分活躍できる場面も数多くあります。最近では物流の要として、港湾で貨物の積み卸しを行うガントリークレーン 通称“ガンマン”の華々しい活躍が見受けられます。クレーン資格は一度取得してしまえば、有効期限がありませんので再び取得する必要はありません。もし興味のある方は、是非免許の取得を検討してみてはいかがでしょうか。