初めて知った父のノート:老いるとは、生きがいとは。 | 自分の人生だもの。「自分を生ききる、生き抜く」

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こんにちは。

帰省中です。長崎は暑すぎます~えーん

 

母から渡された父の晩年勉強していた時のノート。

そこには、放送大学で学んだことを印してあった。

 

テーマは「老人の心理と教育」だった。

「老いるとは、生きがいとは」

「生きる意味」

 

なんと !

私が、今、学校で学んだ発達段階の60代以降

アイデンティティの組み換えが必要であることを

学んでいた。

 

最後の言葉は、

「自己実現とは・・あるがまま、人間らしく生きるということなのだろうか。それならば

特別な偉人ではなくても私のような凡人でもできそうな気がする」

 

とあった。父は、最後まで「自分とは何者か」を探し求めていたのかもしれない。。

 

学んだ翌年に末期がん。余命宣告を伝えられずにいたけれど本人はわかっていたのでしょうか。あの父が、このような学びをしていたとは。。65歳になった翌月に他界した。

 

なんだか、引き継ぐような運命を感じ不思議な気持ち。

 

帰省中に学校の実践のための勉強に読書と思って持ってきた本。

なかなか進まずでしたが、なんとか読み切ろう。