今日も首都高飛ばして吉祥寺「てらぞの動物病院」へ![]()
メンツは隊長ジャンプ、軍曹マージー、伍長マーブル。
…一度も降ろしてもらえなかった二等兵クウ![]()
マージーの病気である
門歯不整咬合とは
前歯の噛み合わせが
悪い病気である。
前歯が伸びる現象。
歯が伸びたウサギは
食べ物を摂れなくなり
食滞を起こし、
放置すれば死に至る。
人間でも
噛み合わせのいい人、
悪い人がいるように
ウサギもまた同じ。
歯は生命線。
前歯の病気に対し、本日参加のジャンプは臼歯不整咬合である。
臼歯とは奥歯を指し、よく噛むための大事な歯の要素。
半年前、てらぞの先生に削ってもらったジャンプの臼歯。
ここ数日、ジャンプの食べる速度が遅まったことが気にかかり
どんなあんばいかと、診察してもらった結果、案の定伸びてた。
以前は他病院で
ふた月ないしひと月ペースで臼歯削りをしてたことを考えれば
てらぞの先生に変えてから伸びるペースは非常に遅くなっている。
片側の奥歯のみ伸びて、歯を使用している形跡がない。
かといって緊急手術というほどの状態でもない。
相変わらずよく食べてるし、よく飛び回ってる。
だが放っておけば、
梅雨にはまた食滞を起こし、手術をする結果は目に見えている。
門歯同様伸びたまま
放置すれば死に至る。
ジャンプの臼歯が
伸びてきたのは
ここ1~2年の話。
9歳を過ぎてから
臼歯不整咬合に。
この臼歯のほうが
厄介だ。
何せ、奥歯。
麻酔処置を伴う
ケースが多い。

さて、どうしたものか。
老体の麻酔は
負担が大きすぎる。
人間で言えば100歳。
だが、ジャンプの
臼歯削りには
麻酔処置が必須。
ちょっと前に
肺炎にかかった
11歳のジャンプに
麻酔に耐えられる
免疫があるかな?
例えば100歳の人間の麻酔手術は、医師も好んでやりたがらない。
むしろ、パスしたい患者になる。
来週手術の予約を取ってきたけど、
麻酔処置後、目覚めるだろうか…?
個体の生命力に賭けるしかない。
毎度不安になるが、ケロっとして帰ってくるジャンプ。
来週もそうであるといい。
手術なしには、遅かれ早かれ、食事は摂れなくなるのだから。
