おはようございます
前々回の記事の最後に書ききれなかった検査。
アリナミンテスト
(リポビタンテスト。。。と先生に言ってしまいました…だって似てるんだもん。。)
これは耳鼻科の先生に提案された嗅覚の試験
私、9月10日に経鼻的手術をうけてから
鼻のガーゼなくなっても
そのあとの丸めたコットン詰め詰め期が終わっても
鼻声は治らず。。。
少しずつ、なんとなく味が分かるようになってきて
今はやっと塩味やソース味などの強めの味は分かるようになりました。
でも、今まで強烈で辛かった飼い犬御犬様の口臭や耳臭、
おしっこやウンチのアンモニア臭が全く分からないのです
鼻の中をカメラで見ても
いつの間にか傷口にがっつりへばりついてた瘡蓋は取れ、
キレイになっているので嗅覚ももどっているはず…
と耳鼻科の先生には言われ続けています。
でも、臭わんものは臭わんのよ。。
今までが敏感すぎるところはあったので
一般人の嗅覚ってこれくらいなのかなぁ?とか
臭さに疎くなったからまぁいいことかとか
思ってますが、
周りが『おいしい』と言ってる食べ物が塩辛いとか
甘さを感じないとかで『おいしくない』んです。
たぶん嗅覚味覚センサーがちょっとおかしくなってて
バランスが崩れてるんでしょうね、、、
こんなの生まれて初めての感覚
(そりゃそうだ)
前置きが長くなりましたがそのアリナミンテスト。
16時くらいに呼ばれ、入院病棟から耳鼻科外来ゾーンへ。
最近のニオイ事情を一通り報告していざ検査
◆アリナミンテストとは…◆
ニンニクの濃縮エキスを静脈内から注入して
肺からのぼってくる臭いを注入後何秒後から感じだして
何秒後に臭わなくなるかを検査します
嗅覚神経や脳の異常で嗅覚に異常がある場合は
全く臭わないわけです。
まず、ニンニクエキスが入ったちっちゃい瓶みたいなのを
看護師さんがオープン
看護師さん2人と耳鼻科の先生『くさ…もう臭いですけど…どうです?』
私『わ…わかりません…』
と、瓶に直接鼻を近づけてクンクンするも、臭わない
そのやり取りを何度か繰り返しながら
縛ってペチペチ叩いて…やっとなんとなくプクッとしてきた
右手の肘内側の静脈にプスリ。
『ん?』『あれ?』『ここにあるんだけど…』『んー』『えー』
かれこれ5分ほど針刺したままあっちこっち探る探る…
こわかったよぅ。。。
どうにか見つかって、
先生『じゃあ、いきますよぉ~』
先生『…どうです…?』
私『……』
私『…二の腕が痛いです…おぉぉぉぉ…来てます来てます…』
=====沈黙=====
私『…ぁ…なんかペペロンチーノみたいなニオイが…
あ…あ!あ!
うーーーーーわ!!くさいー!!くっっっっさ!!くっさ!!えー!!』
といきなりパニック
そしたら目の前が黒とオレンジの光線みたいなのが
キラキラしだして…
手術翌日に
気持ち悪くなった瞬間寒くなって
顔面どころか全身蒼白になった時と同じ感じになり…
気を失いかけました
すぐ診察椅子を倒してくれて
何度も血圧を測ってくれる看護師さん。
怖かった…
そこに居てくれてありがとう…
本当にありがとう…でした
血圧が急降下して最高80-最低40まで下がったらしいです。
急降下の原因は
そのニンニク濃縮エキスが
かなりの濃度で強い薬品だった上、
血管探すのに時間かかって緊張していたのも重なったせいみたいです
そのあと担当の看護師さんが車椅子でお迎えに来てくださり、
夜ごはんまでぐったり横になってました
今は禁止されてるけど、
昔はスポーツ選手がこのニンニク注射をして
元気いっぱいで競技に臨んでいたこともあるそう。
健康体の人に注射すれば元気の源だそうですが…
今の私にはパンチが効きすぎてたみたいです
以上、ニンニク爆弾にやられたレポートでした…
本当に本当に本当に臭かった…
入院中でスッピンな上ものすっごい顔してたんだろな…
長文になっちゃいましたが、
読んでいただきありがとうございました
71.0