娘は、中高一貫校の附属小学校に通っています。
なので、このまま何もなければ、そのまま中高一貫校へ進むことになります。
おそらく、内部進学の割には、勉強を頑張っている(と思われる)娘ですが、そこには、母なりの私の思いがあります。
中学・高校って、それまでの「家族」中心の生活が終わって、周りからの刺激をいっぱい受ける年齢です。
家族と過ごす時間より、学校の友達と過ごす時間の方がたぶん長いです。
部活だったり、遊びだったり。
なので、娘にも、中学・高校の6年間を通して、様々な経験をしてほしいと思っています。
しかも、今は、昔以上に学校単位で色々なことをやっています。
模擬国連にむけて頑張るのもいい。
〇〇甲子園と言われるようなものにエントリーしてみるのもいい。
〇〇オリンピックみたいなものに挑戦してみるのもいい。
当然、昔ながらではあるけれど、部活動を頑張るのでもいい。
学校運営(文化祭や体育祭や生徒会)を頑張るのだっていい。
なんでもいいんです。
個人でも、チームでも、友達とでも、先生とでも。
自発的に「やりたい!」と思ったことに、思いっきり挑戦してほしいと思っています。
やっぱり、その時期だからこそ、余計なものに縛られずに、挑戦できること・失敗できることっていっぱいあります。
そして、それが、成功でも失敗でも、全力で取り組めば、きっと人生の糧になってくれます。
そういう経験を思いっきりできるのが、中高一貫校の醍醐味だとも思っています。
ただ。
様々な活動に是非!取り組んでほしいけれど、授業で習う「勉強」と言われるような分野も「基礎学力」として、非常に大事です
最近、大学入試改革の流れもあり、「勉強よりアピールを頑張って難関大学に合格する」なんて戦略が見聞きされるようになりましたが、やっぱり「基礎学力」は大事です。
アピールを頑張って難関大学に合格することは可能かもしれないけれど、基礎学力をつけているからこそ選択肢が広がるという側面も絶対にあるはずです。
なので、学校の勉強もとても大事。
そうすると、結局のところ、小学生の間に身に付けた、土台となる基礎学力と学習習慣が非常に大事になってくるんですよね。
人生、いつでも、いくらでもやり直しができる、よい時代になりました。
ただ、その子がその年齢で経験する「中学・高校生活」というのは、人生で一度きり。
実り多いものにしてほしいです