牧草について 2 | こまきやま動物病院のブログ

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こんにちは。こまきやま動物病院です。

今日は前回の続きで、牧草についてです。
前回は最もうさぎに適した牧草がチモシーであるという話でした。
しかし、うさぎ向けに作られている牧草にはチモシー以外にも沢山の種類があります。
今後は、それらの牧草について1つずつ触れていってみようと思います。

まず、チモシーと同じくらいメジャーな牧草としてアルファルファがあります。
うさぎの飼主様ならみなさん名前くらいは聞いた事があるかと思います。

少し話がそれますが、牧草は大きく分けて2種類あります。
「イネ科牧草」と「マメ科牧草」です。
うさぎ用の牧草として市場に出ているマメ科牧草はアルファルファだけです。
他のものは全てイネ科の牧草になります。
当然チモシーもイネ科牧草で、イネ科牧草の特徴は、低カロリー、低カルシウムです。
一方、マメ科牧草の特徴は、高カロリー、高カルシウムです。
(食物繊維の量はどちらの牧草もほぼ同程度です。)
全く逆の栄養組成なのです。
嗜好性も、高カロリーのマメ科牧草の方が良いです。
どう使い分けるかというと、高カロリー、高カルシウムなのでおすすめとしては、成長期の子ウサギや妊娠・授乳中の母ウサギに、チモシー等のイネ科牧草と混ぜてあげると良いです。
(※多くのペレットは材料の一部にアルファルファを使っていますので必要なカロリーやカルシウムはそれらのペレットで摂取することもできます。ですので、成長期、妊娠期、授乳期に絶対アルファルファ牧草をあげなければならないという訳ではありません。)

では本題のアルファルファについてです。


<アルファルファ>

$こまきやま動物病院のブログ-アルファルファ

イネ科の牧草とは全く違う様相をしています。
甘い感じの香りがします。ハーブの様な香りでとてもいい臭いです。
高カロリー、高カルシウムですので、成長期や妊娠期、授乳期におすすめです。
ペレットにアルファルファが入っている場合はペレットで十分なカロリーやカルシウムがとれてしまうので、あえて牧草のアルファルファをあげる必要はありません。
嗜好性はとても良いです。アルファルファを材料の一部として作っているペレットもとても嗜好性が高く、そのためウサギは一般的に牧草よりもペレットを好みます。
うさぎのおやつの中にはアルファルファを材料として作っているものもあります。アルファルファキューブといってアルファルファ牧草を圧縮して3センチ四方位のキューブ状に固めたおやつがありますがとても喜んで熱心にかじります。ただ、おやつでお腹がいっぱいになって大事なチモシー牧草が食べられないなんてことにはならないように注意してください。

アルファルファについては以上です。


うさぎの牧草の2大巨頭であるチモシー(イネ科牧草)とアルファルファ(マメ科牧草)の違いを分かっていただけましたでしょうか?
基本的には牧草はチモシーがメインで、チモシー牧草がうさぎの適正な体調管理の生命線になります。うさぎを飼育する上で最も大切なものがチモシー牧草なのでこれだけは、他の事より先に覚えて頂きたい気持ちで書いております。


それでは、次回は比較的マイナーな牧草についてご紹介致しますね。