こんにちは!
渡邉ひとしです。
企業事例[第356話]のテーマは
『業績好調の裏に隠された課題』
(*写真はイメージ写真です)
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中期ビジョンは
『CHANGE for the NEXT
挑戦・成長・進化』
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2005年9月に
<バンダイ>と旧<ナムコ>の
株式移転により設立されました。
2006年2月に
株式公開買い付けと株式交換で
<バンプレスト>を完全子会社化しました。
2007年11月に
<バンダイネットワークス>と
<バンダイビジュアル>を
完全子会社化しました。
2014年4月に
国内外の子会社31社の英文社名を
『BANDAI NAMCO』に変更しました。
2016年1月に
本社を東京都港区芝へ移転しました。
2018年2月に
<バンダイ>のハイターゲット向け事業と
<バンプレスト>の
コンビニエンスストア等向け
景品事業の移管を目的として
<BANDAI SPIRITS>を設立しました。
2018年4月に
『バンダイナムコグループ』の再編が
実施されました。
○バンダイ
○バンダイナムコエンターテインメント
○バンダイナムコアミューズメント
○バンダイナムコアーツ
○サンライズ
上記の事業会社の集合体である
5ユニットの中核会社は
各ユニットの主幹会社になりました。
さらに
商品・サービスを通じ
「夢・遊び・感動」を提供し
世界で最も期待される
エンターテインメント企業グループを
目指すという企業理念のもと
従来のビジネスモデルや
常識にこだわることなく
挑戦・成長・進化し
「CHANGE」し続けます
と公式に宣言しています。
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<バンダイナムコHD>のビジネスモデル
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2018年2月に
一部の仮想現実ゲームの対象年齢を
7歳以上に改定すると発表しました。
13歳以上の利用に限定していましたが
業界団体が設けたガイドラインに沿って
対象年齢を7歳以上に引き下げました。
2018年3月に
『2021年3月期』に海外売上高比率を
30%に引き上げる計画と表明しました。
『2018年3月期』は20%程度ですが
中国に設立した持ち株会社を通じて
キャラクター玩具などを強化するほか
欧米ではスマートフォンゲームの配信本数を
増やしていく考えです。
2018年4月に
スタートアップ企業から
アイデアを募集すると発表しました。
自社のキャラクターや技術を活用するため
スタートアップ企業のアイデアを
事業化や資金面などで支援する考えです。
スタートアップ支援プログラム
『バンダイナムコアクセラレーター』の
参加者募集を始めました。
2018年5月に発表した
『2018年3月期』の連結決算は
純利益が23%増と2期連続で最高でした。
人気アニメ『ドラゴンボール』の
スマートフォン用ゲームなどが好調で
玩具事業では『仮面ライダー』や
『機動戦士ガンダム』といった
人気キャラクターの玩具が伸びました。
2019年7月に
米国の<レジェンダリー・ピクチャーズ>と
共同で映画を制作すると発表しました。
テレビアニメ「機動戦士ガンダム」シリーズ
の初の実写映画を制作する予定です。
田口三昭社長はガンダムを
ハリウッド映画に登場させることについて
「こういった取り組みで
海外での知的財産の認知の訴求を図り
商品やサービス展開の土壌をつくっていく」
と米国ロサンゼルスで開催中の
日本のアニメなどをテーマにした
『アニメ・エキスポ』で述べています。
2018年9月に
韓国の<ヒュンダイIT&E>と
仮想現実(VR)で提携すると発表しました。
新宿で運営しているVR施設「VR ZONE」と
同様のVRゲームを韓国でも展開します。
2018年10月に
プログラミングを学習できる
玩具のデモを公開しました。
スマートフォンでプログラミングして
車両型のロボットに取り付けて
対戦して遊べます。
2020年に小学校で必修化される予定の
プログラミング教育を
ビジネスチャンスと位置づけて
需要を掘り起こす狙いです。
2018年11月に
横浜市の『ワールドポーターズビブレ』で
2018年12月に
横浜市の『ワールドポーターズビブレ』で
テーマパーク型の玩具専門店を開業しました。
英老舗玩具店の<ハムリーズ>と
フランチャイ契約を結び
オリジナル商品や国内外の限定商品を含む
約6000点の玩具を販売します。
同じく2018年12月に
ペット用品製造販売の<ペティオ>と組み
ペット用品を発売すると発表しました。
アニメキャラクターとコラボレーションした
ペット用品の新ブランド
『キャラペティ』を立ち上げます。
人気アニメ「美少女戦士セーラームーン」や
「ドラゴンボールZ」の服や
クッションなど64点を売り出します。
2019年1月に
人気アニメ「機動戦士ガンダム」の
プラモデルを発売すると発表しました。
初回放送から40周年を迎えるのを記念した
「ガンプラ」を発売します。
有名デザイナーらや
<ユニクロ>などとのコラボも企画して
これまでの固定ファンだけでなく
新規のファンの獲得を目指し
世代を超えた人気を誇る
ガンダムの話題作りを進める考えです。
2019年3月に
プログラミングの基礎学習などが可能な
パソコン型玩具を発売しました。
米国<ウォルト・ディズニー>などの
キャラクターと一緒に
ゲームや学習機能など
全100メニューを搭載し
3歳~小学校低学年向けに売り出します。
小学校でプログラミング教育が
2020年度から必修となるのに合わせ
楽しく学ぶ入り口として
手に取ってもらう考えです。
2019年3月に
中国の乳幼児向けの玩具市場に
参入すると発表しました。
新規ブランドを立ち上げ
0~3歳児向けの
玩具9種類を取り扱います。
中国のマタニティ・ベビー用品市場は
拡大が続いていて市場規模は
日本の10倍以上とされています。
安全性とデザインにこだわり
富裕層の需要を開拓する狙いです。
2019年5月に発表した
『2019年3月期』の連結決算は
純利益が前期比17%増でした。
スマートフォンゲームの寄与に加えて
中国を中心としたアジアで
ガンダムなどの玩具が伸びました。
田口三昭社長は記者会見で
「今後は北米でも拡販していく」と述べ
3期連続で最高となりました。
同じく2019年5月に
東京池袋でVR技術を使った新型娯楽施設を
7月に開くと発表しました。
VRゴーグルと娯楽機器を組み合わせて
来場者がアニメやゲームの世界に
没入できるようにします。
2019年8月に発表した
『2019年4~6月期』の連結決算は
純利益が前期比16%増でした。
プラモデルやカードゲームなど
収益率の高い商品が好調でした。
大人世代がコレクションの目的で
玩具を買い求めていて
高価格帯の販売が伸びました。
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株式会社未来デザインカンパニー 代表取締役
未来志向型経営コンサルタント
愛知産業大学 非常勤講師
中部大学 非常勤講師
渡邉ひとし
E-mail:mirai-design@ogaki-tv.ne.jp
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TEL:052-766-6988
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〔投稿内容〕
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