冬の匂い | 生きるということ 

生きるということ 

人生、苦あり楽もあり ~バツイチ女子のゆるい奮闘記~

おととい、


「すっかり秋ですー」


なんて書いたのですが・・



夕方、実家からの帰り道


プウが窓を開けて欲しいとせがむので


車のウィンドーを少し下げた瞬間、


暖かい車内に


外の冷たい空気がフワッと


入り込んできました。


その空気はとても冷たく


鼻の先から奥にツゥーンと抜け、


私の頭に届きました。


それはまさしく、冬の匂いで・・。


季節の訪れは


とてつもなく早かった。。。


(というか、私が遅かったのか?)



 あけてくり!



その冬の感触に触れた時


まだ、ラビが二十歳くらいの純情乙女(?)だった頃のことを


フッと思い出しました。



その頃のラビは、親の脅威的な束縛をかいくぐり(つか、振り切って)


友達と夜な夜な、クラブ(ディスコだす)に出かける毎日を送っていました。



季節もちょうどこんな時期で


ラストミュージックがかかる頃、


みんながドッと帰り始める少し前に


私達は店を後にします。


明け方、熱気覚めやらぬ暖かい室内から一歩外にでると


鼻の中に冷たくて新鮮な空気が、ツゥーンと流れ込んできて


お酒で酔いがまわってボーっとしている頭の中を


そのまま、ツーッと駆け巡るのです。


それはまさしく、冬の匂い。


友達と私は寒さの中、震えながら煙草に火をつけ、


煙をうんと身体の奥深くに吸い込み、そしてゆっくり吐き出します。


煙草を吸ったからって寒さが和らぐ訳ではないのだけれど


私達だけじゃなく何故か他の客も皆


外にでると一様に煙草を吸い始めるのです。


きっと、その冬の冷たい空気と煙草が混ざり合い


妙に美味しく感じられたのかもしれません。



そうしてる内に空が白々と明けてきて、


コンビニの朝の配達のトラックが


荷物を降ろし始めるの見ると


私はそれまでのきらびやかな照明と


人々の笑い声やささやきの聞こえていた夢の世界から


一気に現実に引き戻され、空虚な気持ちで


スゴスゴと鬼のいる家に帰るのです(殴られに・・・)



今日は、そんな切ない感覚を思い出し


ちょっとほろ苦い気持ちになりました~。