プウ(愛犬)が病気になってから4ヶ月。
発病したばかりの時は、一体何が起きたのか訳がわからなくて
まさか、プウが・・・
今まで病気という病気にかかったこともなかった元気なプウが何で?
まさに茫然自失とはこの事だと思った。
生きていれば必ず訪れる死。
動物は人間よりも寿命が短い事は曲げられない事実であり、
これまで何回も愛犬の死に対面してきた私は、死というものに覚悟が出来ているはずだった。
でも、プウはまだ二歳
こんなに早く死を意識するような危機に直面するとは考えた事もなかった。
考えてみれば、流産した時もそうだった。
結婚して自然に生活していれば、子供は健康に生まれるものだと思い込んでいた。
この思い込みは何なんだろう。
私という人間は、自分の身に降りかかるまでその事実に気づかないらしい。
全くもっておめでたい
入院中のプウはどんどん、体力が落ちてきて
万が一の事を考えると、どうしても麻酔を使った検査に踏み切る事ができなかった。
先生達も、麻酔を使用しないで出来る検査は全てして下さったけれど、原因が掴めず
血液検査のたびにあがる白血球の数値と全くご飯を食べない様子を見るにつけ、
このまま死んでしまうのではないか・・・
という不安と焦りでいっぱいになり、泣いてばかり。
その後、症状がひとまず落ち着き、退院したのだけれど
生活は至極、一変した
とにかく付きっきり。
足腰が思うように動けなくなった事で部屋のトイレに行かなくなってしまった為
朝晩、外に連れ出し排尿を促がす。
外から帰ってきたらバイキンがつかないよう、手足をよく拭き、
動かさない事で硬直してしまった足を丹念にマッサージする。
自力でご飯を食べないので無理やりスプーンでご飯を口の中に入れる
食べたくないプウはそれを必ず全部だしてしまう。
だしたらまた入れる→だす→いれるを数回、繰り返す。
もう、私とプウの根比べだ。
そのうち観念するのかゴクッと飲み込むわが息子。
薬もそれに続いて口に入れるが、どうやら匂いと味がとてもきついようで
どんな美味しいものに混ぜても、上手い事よりわけてペッと吐き出す始末(クーっ!!)
色々と研究した結果、匂いと味を抑える為にオブラートで薬を包み
スプーンですくったヨーグルトにポンと落とし、口の奥の方に流し込む(これは上手くいった!)
その合間に家事を終えて、余った時間は色々な医療本を読んで、プウに似た症状のものはないか探したり、
ネットでプウの症状に効きそうなサプリがあると分かれば、すぐに取り寄せて飲ませてみたりと
とにかく必死だった。
そんなプウとのひきこもり生活もはや、4ヶ月。
一生懸命になればなるほど、一向に症状の改善がみられない状態に苛立ちを抑えられなくなる。
また、長引く治療に医療費がかさみ、自然とため息がでる。
考えがネガティブな方向へと流れていき
次第に家事もおっくうになってくる。
私の悪い部分がまた出始めた。
このままでは、プウが治る前に私がダメになる・・・。
そんな時、プウを診て頂いている自然療法の先生のメールの最後にこんな事が書かれていた。
たたみの目一つづつでも前進です。3歩進んで2歩下がっても前進です。
そうだ
私は甘ったれていた。
プウが一番苦しいはずなのに、自分の苦しさでいっぱいになりそうになっていた。
最初はどんな形でも生きていてくれればいいと願ったのに
そのうち、病気が治らない事に苛立ちを覚えている自分がいた。
一気によくならなくったっていいじゃないか!
あせらず、慌てず、
一歩ずつでも前に進めればそれでいい。
でも、あきらめない。
今日からまた新しい1日の始まりだ!
では、プウを病院に迎えに行ってきまーす。