\Always With Rabbits/
 
いつもありがとうございます。
うさぎと家族のセラピストtamarunです。
 
 
わたしが一番最初に経験した
ペットとのお別れは
小学一年生の時。
 
 
飼っていたのは金魚で
両親が新婚さんのころに
縁日ですくった金魚のうち
生き残った1匹でした。
 
 
当時のわたしはその金魚を
ペットという認識はしてなかった。
 
 
ペットといえば犬猫鳥ハムスター
といった可愛いもののイメージ。
 
 
やたらでかくなっていた
縁日の金魚を愛でる気持ちは
ほぼ、皆無だったんですね。
 
 
ある日の放課後、友達が遊びにきました。
 
 
友達は金魚の姿を見たとたん
おもむろに手をつっこんだんです。
 
 
逃げる金魚をつかもうと追いかけまわし
金魚をつかんでもちあげました。
 
 
一瞬のできごとだったので
私は、びっくりして呆然・・・。
 
 
一回やったら満足したのか
友達はその後やめてくれましたが
金魚はその日のうちに死んでしまいました。
 
 
母が金魚の死を知ったとき
水槽の付近はびしょぬれだったので
何があったのか問い詰めました。
 
 
友達が来てやったことを言うと
「そんな友達は二度と連れてくるな!」
と、激怒しました。
 
 
ただ、当時の私の一番の友達でしたので
そういう母に対して、ムっとしたんですね。
 
 
たいして可愛がっている様子は
みじんも感じなかったのですが
母にしてみれば、可愛がっていたんでしょうね。
 
 
家族の誰も泣いたりはしませんでしたが
わたしは金魚を土に埋めるよう言われ
一人でスコップもって埋葬しました。
 
 
ちなみに、母はどこに
埋葬したのかすら聞かなかったけど笑い泣き
 
 
そんなことがあってようやく
金魚もペットだったんだ
と気づいたのです。
 
 
子どもが命と向き合うとき
大切なことは、オトナがきちんと
教えることじゃないかな?
 
 
と、今は思うのです。
 
 
もし、わたしが
「金魚に触ってはいけない」
ということを知っていたら
友人を止めることができたはず。
 
 
こどもにはそういうことは
分からないわけです。
 
 
オトナが教えていくことは
小さな命を預かる上で
すごく大事なことですよね。
 
 
でも、オトナでも
知らないことってあるわけです。
 
 
知らなければやっぱり
子どもに伝えることもできませんから
生き物を飼う以上
正しい飼い方を学ぶことも大事ですね。

 


 

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