見えない糸で紡がれた

弧を描くようにまわる線

その宿り木に引っ掛けて

隙間のないくらいの直径で

ぴったり

揺れるものは二対になり

それは見えない糸と共に通じ合う

隙間から漏れるこもれびを受け

かすかにきらめく

それが止むことは

だれも知らない

あたなは本当にやさしい人

でも何かに夢中になりすぎて
本当に大切なことを忘れていませんか…?
今私は月を眺める
それほど高くない建物の上で
月を眺める

あなたとの思い出が蘇る


あの日誓った言葉は
今の私をむなしくさせた

ねえあなたはどこにいるの?

別れの言葉なんて知らない
また会えるって信じてた
もう一度だけあの笑顔が見れると思ってた


あなたがいなくなってから私は止まってしまった

あなたと一緒に歩んだその路が
静かに照らされていた

路は確かにそこにあって
あなたのあの笑顔も消えることはないの


ねえ私はずっとここにいるよ
ずっとここにいるから
会いに来てなんて言えないけど
いつかまた会えるかな

今度会えたときは本当のあなたを知ることができるかな

またあなたと一緒にこの景色を眺める日が来ることを
月に向かって今日も願うの…