今回は、和田山駅の訪問記です。
(訪問日:2024年6月1日)
和田山駅の概要
和田山駅は1906年に開業した兵庫県朝来市にあるJR西日本 山陰本線・播但線の駅です。
駅構造
(駅舎)
比較的大きな駅ですが、国鉄時代から使用されている駅舎が使用されています。特別レトロさは感じないのですが、なんとなくいいですね。
(ホーム)
2面4線+待避線+留置線の構造です。
待避線である3番線は非電化となっており、主に回送列車の長時間停車や工事列車の留置等に使われます。
また、5番線と留置線も非電化となっています。
(渡り線)
右側が播但線の線路です。
(旧和田山機関庫)
蒸気機関車が走っていた頃は和田山駅が拠点駅となっており、当時使用されていた煉瓦造りの機関庫が現在も残されています。
鉄道遺産に値すると思いますので、観光地化して人を呼べば良いのになぁと思います。
(給水塔)
かつて使用されていた給水塔も残されています。
1番のりば:山陰線上り 福知山・大阪・京都方面
2番のりば:山陰線下り 豊岡・鳥取・米子方面
4番のりば:山陰・播但 福知山・豊岡・姫路方面
5番のりば:播但線上り 寺前・姫路・大阪方面
駅設備
・みどりの券売機プラス
・近距離用自動券売機
・簡易型ICカードリーダー
・飲料自動販売機
・トイレ(改札外)
列車本数(山陰本線)
全列車が停車します。
特急列車は金土日運転の臨時列車を含め、概ね毎時1本停車します。
また播但線から直通する特急はまかぜ号も1日3往復運行されており、うち1往復は鳥取駅発着です。
普通列車はラッシュ時間帯は毎時1~2本運転されていますが、日中は2時間程度間隔が開く時間帯があります。
大阪駅・新大阪駅、京都駅、鳥取駅まで直通する特急列車が運行されており、地方の駅としては便利なダイヤとなっています。
列車本数(播但線)
全列車が停車します。
特急はまかぜ号は1日3往復、普通列車1日13往復運行されています。
全列車、特急はまかぜ号は大阪行き、普通は寺前行きです。
利用者数
2000年度の1日平均乗車人員は951人でしたが、年々減少を続けコロナ前2019年度は639人となっています。
【出典】Wikipedia「和田山駅」2024-2/29 18:33版
主要駅への所要時間
寺前駅:約55分(普通列車)
約35分(特急はまかぜ)
姫路駅:約1時間40分(普通列車)
約1時間5分(特急はまかぜ)
福知山駅:約45分(普通列車)約30分(山陰線特急)
東舞鶴駅:約1時間15分(山陰線特急+普通)
約1時間40分(普通列車)
京都駅:約2時間(特急きのさき)
豊岡駅:約30分
浜坂駅:約1時間25分(特急はまかぜ)
鳥取駅:約2時間(特急はまかぜ)
倉吉駅:約3時間10分(特急はまかぜ+普通)
米子駅:約4時間25分(特急はまかぜ+普通)
出雲市駅:約5時間40分(はまかぜ+Sおき)
益田駅:約7時間30分(はまかぜ+Sおき)
下関駅:約10時間20分(はまかぜ+Sおき+山陽線)
約4時間(特急はまかぜ+姫路から新幹線)
大阪駅:約2時間10分(特急列車使用)
名古屋駅:約4時間25分(特急きのさき+東海道線)
東京駅:約10時間30分(特急きのさき+東海道線)
約4時間10分(特急きのさき+新幹線)
小浜駅:約2時間50分敦賀駅:約3時間40分(小浜線経由)
約3時間20分(山陰線特急+小浜線)
福井駅:約5時間5分(小浜線+ハピライン)
約4時間40分山陰線特急+小浜線+三セク
金沢駅:約6時間45分(小浜線+三セク)
約6時間15分(山陰線特急+小浜線+三セク)
富山駅:約7時間45分(小浜線+三セク)
約5時間10分(山陰線特急+小浜線+新幹線)
岡山駅:約2時間40分(特急はまかぜ+山陽線)
広島駅:約5時間40分(特急はまかぜ+山陽線)
小倉駅:約10時間40分(はまかぜ+Sおき+普通)
約3時間10分(はまかぜ+姫路から新幹線)
博多駅:約3時間25分(はまかぜ+姫路から新幹線)
バス路線(高速バス)
大阪駅と城崎温泉駅前を結ぶ路線が1日3往復、城崎温泉駅と県庁前(兵庫県)を結ぶ路線が1日2往復運行されています。
(主に全但バス、一部阪急観光バス)
バス路線(路線バス)
全但バスの各路線が発着しています。
特に八鹿駅・和田山駅と山口を結ぶ「山口・生野線」は比較的本数が多いです。
駅周辺
朝来市の代表駅となっており、朝来市役所が駅の近くにあります。駅周辺はホテルや旅館、飲食店、一軒家が多くあります。
また、駅の近くを円山川が流れています。
隣の駅(山陰本線)
梁瀬駅-和田山駅-養父駅
隣の駅(播但線)
和田山駅-竹田駅
以上、和田山駅の訪問記でした。