先日、大阪から鳥取県の米子まで青春18きっぷで移動しましたので纏めたいと思います。


  ​大阪-米子の経路

大阪と米子は様々な経路で行くことが可能です。

①大阪→姫路→岡山→伯備線→米子

②大阪→上郡→智頭線・因美線→鳥取→米子

③大阪→福知山→鳥取→米子

④大阪→姫路→姫新線→新見→伯備線→米子

⑤大阪→姫路→播但線→和田山→鳥取→米子

迂回するなりすればこの経路以外でも行けますが、主にこの5つの経路が普通の行き方かなと思います。

今回はその中でも最もオーソドックスな①の岡山・伯備線経由を選択しました。


 ​大阪7:58→姫路9:05


(乗車した225系電車)

この区間は18きっぱーにとっては非常に有難い「新快速」が走っていますのでまあ楽勝という感じですね。

特に語ることはありませんが、沿線の見どころとしては舞子駅~朝霧駅間で明石海峡大橋を見ることが出来ます。(進行方向左側)


 ​姫路9:09→相生9:30


(乗車した113系電車)

新快速は12両、姫路からは4両になりますので車内はかなり混雑します。土休日は新快速が播州赤穂まで直通していますのでどうにかならないのかなぁといつも思います。

なおここから目的地の米子まで各駅停車onlyの区間となります。(特急はあります。)

竜野駅付近で下水処理場の横を通りますので、その場所だけかなり車内に悪臭が広がってしまいます。気になる方はマスクを着用された方が良いでしょう。223系等ではさほど気にならないので、日中の便だと大丈夫だと思いますが。


 ​相生9:32→岡山10:38


(227系電車 イメージ)

相生駅の接続時間がわずかであったこと、事実上の椅子取りゲームが繰り広げられたことで写真が撮れませんでしたのでイメージ画像とさせて頂きます。


兵庫・岡山の県境の流動は少ないなんてよく言われますが、朝夕はそこそこ混む上に18きっぷ期間ですから当然混みます。私はなんとか補助シートに座れましたが、立ち客もかなりおられました。

実はこの列車、2024年3月のダイヤ改正までは7両編成でしたが、6両編成に減車されたためかなり混雑するようになっています。18きっぷ期間以外でもやや混雑していますので、増発するなり7両に戻すなり対応して頂きたいのが本音ですね。


 ​岡山10:40→清音11:06


(乗車した227系電車)

この電車に乗っても途中の総社までしか行きませんので、岡山で時間を潰して後続の新見行きに乗るのもありですし、総社で時間を潰しても良いのですが今回は清音まで行くこととします。

2両ワンマン電車ということで非常に混雑していました。「キツい」というのが正直な感想です。行先を備中高梁行きに戻して3両編成に変えて頂きたいのが本音です。


 ​清音11:50→新見12:55


(乗車した213系電車 右側)

清音から新見行きに乗って中国山地を北上します。

こちらは3両編成でしたので着席出来ました。何も無ければ岡山からこの電車に乗った方が良さそうですね。この区間は高梁川に沿って走りますので景色の良い区間ですが、途中の豪渓駅から先はトンネルを走行することも多く、電波が入らない時もありますので本などの暇つぶしとなる物があっても良いかもしれません。


 ​新見12:58→備中神代13:08


(乗車した新見発の芸備線 備後落合行き)

この列車に乗っても米子方面には行かないのですが、少し備中神代駅に行ってみたかったので芸備線直通列車に乗車しました。新見の方がお店は多いですし、新見で30分強時間を潰すのが普通だと思います。

この列車に終点まで乗ると有名な「備後落合」まで行く事が出来るいうこともあり、座席が全て埋まるくらいの利用がありました。


 ​備中神代13:46→黒坂14:27


(乗車した115系 黒坂駅で撮影)

この区間は2両ワンマン電車ですが、本当に山の中ですので車内はガラガラでした。この電車に乗り続けると米子には15:23に到着しますが、今回は黒坂駅で下車することにしました。


 ​黒坂16:20→米子17:05


(伯備線キハ121 イメージ)

黒坂であまりにも暇になったので一旦上菅に行ったりしましたが、とにかく北上しないと米子には着きませんから北上します。

この列車は生山駅始発でそこまで利用が多くないことから1両編成の気動車となっています。


(キハ121 車内)

根雨まで乗客は私1人でしたw

運転士さんが「ドアを閉めます」といった放送を入れて下さるんですが、少し申し訳なくなりますね(笑)

比較的住宅も多い岸本から先はかなりお客さんが乗ってきました。


途中、大山が見える区間もありました。

車窓から見ると本当に綺麗ですので、オススメです。


米子駅には定刻の17:05に到着しました。


 ​総合的な感想

この経路をどこにも寄らずに行くと7時間半ぐらいで行く事が出来ます。どうにか日帰りも可能ですが、オススメは出来ませんね(笑)

山陰は非常に良い所ですので、皆様も是非「青春18きっぷ」で行ってみませんか?


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