こんにちわんつー
テルミニ駅の名前の由来は「テルマ(公衆浴場)♨️」です(一見思いがちな終着駅やターミナル駅ではありません)、なので、テルミニ駅から歩いていく途中に「ディオクレティアヌス帝の浴場(いまはサンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会)」があります
これは修道女テレジアが体験した、奇跡を題材にした彫刻です
法悦は神を信仰することで得られる魂が肉体を抜けて空中を彷徨うほどの喜びを表しているそうです
修道女テレジアの表情をご覧ください
以下説明はネットなどから
ある日、テレジアの前に一人の天使が現れ、彼女の胸を槍で貫きます。驚きと苦痛がテレジアを襲いますが、彼女はその中から湧き上がる謎の”悦び”を感じました。次第にテレジアの精神はその悦びに支配されますが、彼女はこれを、心が神性で満たされる悦びであると認識します。この瞬間、彼女の魂は神とともにあり、テレジアはこの体験をもたらしてくれた神に深く感謝し、跪いたそうです
作品では気絶寸前のテレジアに、天使が槍を振り上げた瞬間が切り取られており、天井からは金色の光芒が射しています
驚嘆すべき点は緻密に計算された光です。この像の天井は、自然光が射しこむように設計されましたが、その光は天使とテレジアの上半身を効果的に照らし、鑑賞者の視線が奇跡の中心に自然に向かうように作られているそうです。
『法悦』は美術の本で見て一目惚れし、本物を見てみたかったんですこれは私の考えですが、ルネサンスのミケランジェロは肉体表現を筋肉の描き方で改革した人だと思います。ベルニーニは感情を表現しています。表情や手足の細部に渡って表現する超絶技巧な描き方と劇場チックなところがまさにバロックの演出なのだと思います
こちらの作品とサン・ピエトロ寺院のペテロの椅子は同じベルニーニの作品なので放射線状に広がる金色の光芒(光のほさき)の作り方に共通点があると思いませんか
次はバスで、パンテオン方面へ
パンテオンも代表的歴史的建造物のひとつですが、私にとってはすごい重要な場所です
なぜなら、ラファエロ様のお墓があるからです
ですが、ここも、入場には予約が必要です
前日の夜に予約を試みましたが、お金を払う場面になるとエラーになってしまい予約できませんでした
諦めが悪い私は建物だけでも見ておきたいと向かいました
バスの中でびっくりしたこと
ローマではワンちゃん連れでバスに乗れるんです
途中のバス停でワンちゃん連れのお客さんが乗ってきて、私のすぐ隣に座りました
『かわいいワンちゃんですね🐶写真を撮ってもいいですか?』とお願いし、OKいただきました
※わかりにくいですがバスの中の🐶❤️
あと、ローマのバスは日本みたいに次の停留所のアナウンスや表示がわかりにくいので、気をつけておかなければなりません
途中でトラヤヌス帝記念柱(らしき?)をみました、あの斜め上に捻っているやつです、本物だったかどうかは不明ですが複製だとしても素晴らしかった!
バスを降り、パンテオンにいく途中、「聖イグナチオ デ ロヨラ教会」に寄りました
ローマの教会は基本的に入るだけならお金がかからないので、つい足を踏み入れてしまいます
こちらの教会もどこをみても素晴らしかったです
建てられた時代が同じならば仕様が似ているはずですが、装飾が個性的なので、どの教会に入っても感動があります、ホントにChe bello!以外の言葉がみつかりません
しかし、時間に限りがあるので、先を急ぎます
「パンテオン」に来ました
再掲、予約が取れず中に入れません
外にはたくさんのお客さんが並んでいます、この状況を見ただけで、たくさんの方の興味関心がある場所、たくさんの方に愛されている場所なのだと思いました
ラファエロ様、次、ローマに来る時は必ずお伺いします
次は夫の希望の場所
ベネチア広場の「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂(20世紀に建立)」にできたエレベーターで展望台へ🛗
ローマを眺めるパノラマビューはすごいです(でも、エレベーター代、一人16ユーロはめちゃめちゃ高いと思いました)
夫は「真実の口」(ローマの休日で有名)にも行きたかったそうですが、時間的に叶いませんでした