TVBS新聞網の今日の記事からです。

魏德聖爆欠債!傳簽下4500萬本票「翻臉郭台強」 喊冤:是坑殺

江柏均 高子堯 的故事 • 昨天 下午3:34

  名導魏德聖多年前,和中影董事長郭台強合作拍攝「賽德克巴萊」,怎料多年後因錢鬧翻,關鍵就在郭台強手上,握有魏德聖簽下的4500萬本票,因為沒有支付這筆款項,現在恐怕面臨被查封的命運。

 

  著名な監督魏徳聖は、何年も前に中国電影集団会長の郭台強と協力して「セデック・バレ」を撮影しました。あろうことか、何年後かには金のために二人は仲違いしてしまいました。鍵は郭台強の手にあります。魏德聖がサインした4500万元の約束手形、この金額を支払えないと差し押さえられる運命に直面するかも。

 

 

  「セデック・バレ」成功の後ろ盾

 

  紅毯主持人楊千霈(2011):「走在隊伍前端的,是有幫魏德聖導演圓夢,出錢又出力的郭台強以及夫人。」

  2011年金馬獎,名導魏德聖所執導的,電影「賽德克巴萊」,當時風光入圍11項,背後最大金主,也就是郭台銘胞弟,中影董事長郭台強,成最大支柱。

  導演魏德聖(2011.11):「感謝郭董以及所有支援,我們拍過電影的天使們,真的謝謝你們,在我們最艱困的時候,你們的出手。」獲得當晚最大獎,「最佳劇情片」時,魏德聖還不忘在台上,再次謝謝郭台強,怎料12年過去,傳雙方為錢撕破臉,魏德聖還因此面臨查封。  

 

  レッドカーペット司会者の楊千霈(2011年)は言いました。「列の先頭を歩いているのは、魏徳聖監督の夢の実現を助け、資金と労力を提供してくれた郭台強と夫人です。」  

  2011年の金馬奨では、著名な魏徳勝監督の映画『セデック・バレ』が当時11の賞にノミネートされましたが、この作品の最大の資金提供者は郭台銘の弟で中国映画集団会長の郭台強でした。最大の支持者だったのです。

  魏徳聖監督 (2011.11): 「郭董事長のすべてのサポート、そして私たちが映画を作ってくれた皆さん。最も困難な時期に助けてくれて本当に感謝しています。」この夜の最大の賞である「最優秀長編映画賞」を受賞したときも、魏徳聖はステージに立って郭台強に改めて感謝の言葉を述べることを忘れませんでした。12年後、あろうことか二人は金銭のために引き裂かれ、魏德聖はそのせいで差し押さえの危機に瀕しているといいます。

 

  4500万元の約束手形

 

  以魏德聖欠郭台強債務為由,關鍵就在對方持有魏所簽下,4500萬元本票,時間回溯到2010年,雙方以持股約各半方式,籌備公司拍攝「賽德克巴萊」,但後續因為公司減資,董事會決議要向,魏買回所以股權,當時喊出兩千萬,代償魏德聖在中影國際,6500萬元的債務,因此有了這份本票。

 

  魏徳聖が郭台強に借金をしているというのは、魏監督が署名した4500万元の約束手形を相手方が保有していること。時は2010年に遡ります。同社は映画「セデック・バレ」の撮影を予定していたが、減資のため取締役会は魏監督の株を買い戻すことを決定し、その際、魏徳聖の中国電影国際への6,500万元の負債を補填するために2,000万元を出すことにし、これだけの約束手形が残ることになったのです。  

 

  双方の考えのすれ違い

 

  怎料到了去年11/30,因為郭台強未收到款項,聲請強制執行獲北院裁准,不過魏德聖的果子電影認為,雙方約定由中影給付,4億多元作為轉讓,「賽德克巴萊」部分著作權對價,因此雙方債權債務關係,已經不存在,後來被要求簽本票只是擔保用,對方此舉很可能,會讓目前「臺灣三部曲,」籌資計劃受到阻撓。

 

  なんと、昨年11月30日、郭台強が支払いを受け取っていないため、北法院は強制執行の申請を認めたのですが、魏徳聖のフルーツフィルムは、中国電影社が4億以上を支払うことで「セデック・バレ」の一部の著作権の対価としたため、両当事者間の債権債務関係はもはや存在しないと考えているといいます。その後、担保のためだけに約束手形に署名するよう求められたといいますが、相手側のこの動きはおそらく現在の「台湾三部作」資金計画の妨げとなるかもしれません。

 

  楽天的な魏監督

 

  導演魏德聖(2020.11):「先從群眾募資這邊,先走第一步,然後其他的資金也都陸續在談當中,唉我才剛講到很興奮,你就問我讓我傷心的問題。」

  畢竟「臺灣三部曲」,可是耗資上億的大計劃,加上目前正在宣傳,和田中千繪范逸臣的新片「BIG」可謂蠟燭兩頭燒,對此魏德聖回應,已請人在國外的律師擬聲明,會盡快給大家回覆,想必走上對簿公堂這步,雙方都難熬。

 

  魏徳聖監督(2020.11):「クラウドファンディングから始めて、最初の一歩を踏み出しましょう。その後、他の資金についても次々と議論されています。ああ、とても興奮していると言いましたが、あなたは私を悲しませる質問をしたね。」

  何しろ「台湾三部作」は数億ドル規模のビッグプロジェクトで、さらに現在は田中千絵と范逸臣の新作映画「BIG」のプロモーションが進行中、まさに二つのプロジェクトが同時進行中だと言えます。これに対して、魏徳聖は国外の弁護士を雇い、声明を発表するつもりだといいます。きっと法廷で交互に公開審問しなければならず、双方にとって大変でしょうと答えました。…

 

  今日の単語「查封」

 

  查封 cháfēng

 『中日辞典』 第三版によると、次のように説明されています。
 
  [動](調べて)封印する,差し押さえる,閉鎖する.

  ~财产/財産を差し押さえる.

  ~了无照wúzhào经营的酒吧jiǔbā/無許可営業のバーを閉鎖した.

 

  特に台湾で使われている語彙というわけではないですね。

  今日の記事においては「差し押さえ」と翻訳していいかと思います。

 

  そのほかにも「本票」を「約束手形」というのも、一緒に覚えようと思います。

  日本語と中国語とこの手形関係の語彙はけっこう異なりますね!

 

 

 

  

 

 

 

 

  …

 

  以前、魏徳聖監督に関するドキュメント番組を見たときに、

  監督がおおきな負債を抱えていた時代があったことを知りました。

  「海角七號」の大ヒットより、前のことです。

  魏監督、またまた負債を抱えることになるのでしょうか…。

 

  今はクラウドファンディングという方法があるので

  まだ救いがあるとも言えるかもしれません。

 

  ドキュメント番組の中では

  「海角七號」のテーマは

 「みんな、もっとお互いに対して寛容になろうよ」というものだと

  監督本人が言っていました。

  映画の中では、いろいろな種類の台湾住民が登場していましたが、

  寛容にすべき人々のその中に、日本人も何気に含められていて

  私はとても感動しました。

  実は、色眼鏡を通さず、日本人を描いている台湾映画やドラマは

  とても少ないからです。

  そういう意味で、魏徳聖はとても器が大きい監督なのです。

 

  「セデック・バレ」は、

  つらい気持ちになるだろうと覚悟して見た映画でしたが、

  日本人の描き方が、よくある反日映画とは違っていました。

  反日の体裁を取りながら、実は反日映画とはいえない、というような…。

 

  魏監督の「台湾三部曲」、とても期待できると思います。

  オランダ人宣教師の目から描いている、というところが

  すでにもう魏監督らしいですよね。  

 

 

 

  …というわけで、

  魏監督、応援しています。指差し

 

  ケチな私も、魏監督のクラウドファンディングには協力したいと思います。照れ