割合と算数感? | セルモ世田谷烏山教室 塾長のつぶやき

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世田谷区の千歳烏山と千歳船橋・祖師ヶ谷大蔵の中間地点(東京テラスのすぐ近くです)で個別指導の学習塾「セルモ世田谷烏山教室」を運営する塾長が、日々の活動や生徒たちとのやりとりから気づかされたこと、教育に関することなどを気ままにつぶやきます。

こんにちは。

東京はこのあと雪予報ですが、交通機関等に影響が出ないといいですね。


5年生の多くは、毎年皆生徒が四苦八苦?する算数の「割合」に取り組んでいます。
この単元は6年生で学習する「速さ」などとともに、この単元のみの教材があるくらい苦手とされる方が多いようです。

「割合」の教え方についてはいろいろあるとは思うのですが、いわゆる「割合=くらべられる量÷もとにする量」という公式さえ覚えればいい!ということではないように思います。


私個人として思うことは、この単元に入る以前(5年生の前半)に学習する「小数のかけ算、わり算」の時点で、「割合」を意識した指導をするように心がけています。


もちろん5年生になる前に、かけ算、わり算、そして小数のしくみは学習していますが、多くの子どもたちの頭の中ではすでに、

かけ算=増えていく(何倍)、わり算=減っていく(均等に分ける)

という概念が出来上がっています。


このこと自体は通常の生活の中でもそうであって、決して間違ったことではありません。


ただ次のステップとして、「1」より小さい数をかけ算することもあって、それによって答えはもとの数より小さくなる(わり算の場合は逆)という感覚(私は勝手に「算数感」と呼んでいますが、、)を養っていけるよう心がけています。


このことは、小数の位(くらい)間違いの計算ミス防止などにもおおいに役立ちます。


やはり「学習指導要領」はよくできていて、次のステップに移っていくための準備がきちんと順序良く散りばめられて作成されています。


私が現在の塾で「教科書準拠」を柱として指導させていただいているのも、このような意味あいがその理由のひとつでもあります。


中3都立受験生はいよいよ本番まであと1週間、中1,2生も学年末テストの準備ですね。

各生徒さんが、穏やかな気持ちで受験やテストに迎えるよう応援いたします。


ということで、今週と来週の日曜日は恒例???の日曜開校DAYです。


卒塾生を含め、チョコレート届けた頂いたみなさんありがとうございました。

おなかの出っ張りは気にせず、きちんと全部いただきます(笑)


「個別学習のセルモ世田谷烏山教室」

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