こんにちは。
先々週から行っている保護者の方との面談も8割方終了いたしました。
お忙しい中ご来校いただきありがとうございました。
今回もいろいろなお話しをお聞きすることができているのですが、今回話題として多いのは、「いかにお子さんを勉強に向かわせるか?」という内容です。
「ものでつる(○○点とったら△△を買ってあげる)ことはいいことなのか、悪いことなのか?」
「きまった勉強量を終わらせるまで、TVやゲームも見たりやらせたりしないようにしようと思いますが、効果はあるでしょうか?」
「英検や漢検を受験させると計画的に学習するようになるでしょうか?」
たくさんのご相談をいただきますが、共通していることは各お子さんがのちのち困ることがないよう、ある程度(個人差はありますが)しっかり勉強に取り組んでもらいたい!少なくとも自分の力で学習を進めていける力をつけて欲しい!ということにつきるかと思います。
これまでの経験をふまえて、上記のようなご質問に私なりにお答えさせていただくように努めておりますが、やはりケースバイケースで、同じような内容でもあるお子さんにはYESでも、あるお子さんにはNOの場合も出てくると考えています。
一番の問題は、当事者であるお子さんたちにとっては、「あまり勉強をしなかったら将来どうなるか?」「どういう時に困ることが出てくるか?」ということが思い描けない、もっと言えば「別にそんなことを気にしなくても
今は困らない」ということかと思います。
では私自身、小中学校時にそんな未来のことを思い描けていたか?
答えはたぶんNOだったと思います。また多くの保護者の方もそうだったのではないかと思います。
そもそも勉強をがんばったから将来どうなるか?ということは、誰も予言できることでもないですし、、。
ただこういったお仕事をさせていただいて、生徒たちによく話しをすることは、「今将来何をしたいとか、どういう職業につきたいとか、わからなくて当然だけど、もし何かを選ぶ場面に遭遇したときに選択肢が多いほうが、つまり自ら選択できる立ち位置にいれたほうが楽しいよ!」ということです。
保護者のみなさんと一緒に、各お子さんたちが少しでも将来を思い描けるように、時には小姑のように「勉強したほうがいいよ!」と言い続けることは、親(大人)から子へ代々受け継がれていくべきひとつの習慣なのかもしれません。
では塾として+αできることは何のか?
それは「勉強が少しでも楽しくなる」、つまり「目に見える結果を出す手助けをしてあげる」ことにつきるかと
思います。
テストの点数が上がってしょんぼりしている生徒は、さすがにいませんから、、。
中学生はテストの時期が近づいてきましたね。
「先生、数学のテスト30点もアップしたよ!」
「よかったね!」
「でもその点数は誰がとったの?」
「それは私にきまってるじゃん!」
「テストを受けたのは先生でも、お母さんでもないよね?」
「???」
「(笑)」
月末にはまたこんな会話がしたいですね。
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