◎このブログは、長女りっちゃんの先天性心疾患を乗り越えた5年間の記録です。
過去の出来事なので、私の記憶が曖昧な部分もあります。
また、現在のブログと同時に投稿していくので
分かりやすくする為、過去のブログのタイトルには◆マークを付けます。
長い記録になりますが、よろしくお願いします。



◆りっちゃん⑥のつづきです。






妊娠37週に入り、実家から車で3時間離れている

大学病院に管理入院になりました。


私が入院したのは4月下旬。

当時、病院ではインフルエンザ予防の為

面会制限がされていて、原則面会禁止でした。




私自身は、生まれそうも無かったし

元気なので、ただただ病室でぼ~っと過ごす日々。


入院中に行われる

赤ちゃんの心音や、エコー検査が唯一の楽しみでした。




同じフロアに妊婦さんや、

産後、母子同室できる病室がありましたが

私が居た病室は、婦人科の人達とも一緒でした。


何日も入院生活をしているうちに、

同じ病室の人達とお話をするようになって

色々な人達に出会いました。





私は、子宮を取ったんだよ~!と教えてくれた人は

今子供も居ないし、もう生めないけど

そういう人生も良いかな。と思ってる。




私と同じように、お腹の中の赤ちゃんが心疾患で

管理入院している人とは

五体満足で生まれてきてくれれば、それで良いよね。もう少し目が大きかったら良かったな…とか言っている人も居たりするけど、贅沢な事だよね。

とか、そんな話をしました。




当然だけど、みんなそれぞれ悩みながらこの病院に居るんだよな










私の赤ちゃん。

37週で2500gはこえていたけど

生まれてから、体重を増やしていくのが難しいかもしれない。

と聞いていたので、できる限りお腹の中に長く居てもらいたい。と願うばかりでした。











そして入院生活一週間を過ぎた夜中の2時

突然破水しました。




つづく。