◎このブログは、長女りっちゃんの先天性心疾患を乗り越えた5年間の記録です。
過去の出来事なので、私の記憶が曖昧な部分もあります。
また、現在のブログと同時に投稿していくので
分かりやすくする為、過去のブログのタイトルには◆マークを付けます。
長い記録になりますが、よろしくお願いします。







総合病院を受診するまでの10日間のあいだ
私たち夫婦は、沢山話しました。




私は、自分の事を責めてばかりいたけど
夫は、私もお腹の子も自分も、私達の家族も、
誰も悪くない。と言ってくれました。


それだけでも支えになりました。






そして、私達が望んだ子供。
そこに変わりは無いのだから、全て受け入れて
育てていこう。と決めました。





病気があっても、大事な我が子に変わりはない。
夫と話して、改めて気付いて。

そう思ったら、少し気持ちが軽くなって
前向きになりました。














お腹の子の事を知っているのは、私の実家の家族だけ。
義実家にも伝えた方が良いのでは?
と思いましたが

実家の家族の心配する姿をみていて

総合病院に行って、きちんと説明がつくまでは
心配させてしまうだけだから、やめておこう。
友達にも家族にも、大切な人にはこれ以上心配させるのはやめよう。

と約束しました。







家族や夫と話せず、辛い時は
友達に話したくなる時もありました。
でも、夫が言う通り
心配させるだけ
なのかもしれないと思い、とどまりました。











自分も辛いのに、
泣いてばかりいる私を受け止めて
赤ちゃんの今も、これからの事も
周りの人達の事まで考えて。

夫は1人で、どんな気持ちでいたんだろう。

私ももっと、強くならなきゃ。













悲しくても、辛くても、仕事は休むことなく行きました。
唯一、忘れる時間だったかもしれません。
それでもやっぱり、職場内の話題は
「お腹大きくなってきたね!」
「名前決めた?」
「楽しみだね~!」
と赤ちゃんの話ばかりです。


正直、この話題が辛いときもありましたが
職場では笑顔でいられました。

















もう少しで10日が終わる。
待っていたけど、行くのが怖い。
いよいよ、総合病院受診の日です。





つづく。