2025.8.10(日)

ラーメン二郎 会津若松駅前店
de狂った話です。
三連休二日目の本日。
昨日はnkym二郎で塩分濃度激高の汁ナッシングをいただき、寝るまで喉の渇きが治らなかった対応力激低のアテクシでごぜーやす。
三連休2日目の本日は、先日ジム子®︎納車翌日に向かう途中の宇都宮でトラブルに見舞われ断念したAIZ二郎リベンジでごわす。
ジム子が納車されたら真っ先に向かおうとしていた会津若松二郎ですが、なんとラテラルロッドの緩みという人為的ミスのためステアリングのセンターが明後日の方向にズレるという恐怖。
乗り出し2日目のまさかのトラブルに一気にテンションはダダ下がりでしたが、あまり責めたく無いのでキッチリ締め直して貰って宿を取っていた仙台には何とか到着する事が出来ました。
現地で合流予定だった会津の重鎮OKO®︎師匠にも急遽会津行きを取り止めて頂き多大なるご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。
そんな(どんな?)AIZ二郎へは5月のGW以来3ヶ月ぶり。
前回の大型連休に引き続き、帰省の車両で高速は軒並みパンクしているでしょうから、またまたALL下道で向かいます。
ダサい玉中西部を午前3時半過ぎにスタートし、いつもの様に新4号BPを目指します。
いざ夜明けの新4号BPに入ると、大型車両が作った轍にタイヤを取られるトレット幅の狭い軽特有の現象にストレスが溜まります。
前回トラブルは、この轍によるギャップで車両が跳ねた勢いで一気にステアリングがズレたんですよねぇ…今回もかなり緊張を感じながら北上しました。
前回の鬼門も無事通過し、何とか荒くれ道を無事にやり過ごし福島方面へディレクション。
西那須野塩原ICの辺りからかなり雨が強くなって来ました。この後、後ろについた地元ナンバーの軽自動車に煽られまくりストレスがマックスに。
無事にやり過ごして休憩。制限速度プラスアルファで走行していて、逃げるスペースも無い時にケツピタされると本当に嫌になりますね。
前回来た時と同じロケーションでジム子をファインダーに収めてみました。天気が良ければなぁ…
因みに前回は快晴。在りし日のMINIが既に懐かしくも感じます。
市内に入ってすぐのコンビニで2回目の休憩をしてお店に向かいます。
OKO®︎師匠とは10時頃の待ち合わせなので、いつもの様に駅前に出て土産物を物色。
現在、駅前の公園付近は工事中です。
職場にはベタですけどくるみゆべしを。
そして自宅用に『殿様みそ』と…
塩麹のドレッシングを購入。したらば師匠から付きましたとDMが来たので急いでお店に戻り前の駐車場で無事に合流。前回の非礼をお詫びし、師匠も現在オーダー中のジムニーをお見せできました。
一通りお披露目も終わったのでお店に並びます。軒先ですが吹き込む雨の為傘をさして並びます。
師匠と最近の石破政権についてモールス信号を用いて議論しているうちに開店の時刻となりました。
ミニと小と同額なので悩んだ末、豚が食べたくて小にしました。そして汁なし変更券と生姜とうずらの食券を購入・・・この時重大なミスを犯していることに気づいておりません
お久ブリーフとなる日下店主さんとご挨拶しながら、助手さんに麺少なめ、玉子抜きで!とオーダー。
本日は店主さんの他に若い男性助手さんが3名の4人体制。流れるようにオペレーションが進んで行き、カタカタがデフォの汁なし組からコールが始まります。
小ラーメン(麺少なめ) 1,000円
汁なし変更(玉抜き) 300円
生姜 100円
うずら 150円
1,550円也。
コールはニンニク少しとアブラ。
ヤサイコール無しでこのサイドビュー。果たして食べきれるんでしょうか?
前回はつけ麺だったので分かりませんが、汁なしに粉チーズって掛かってましたっけ?で気になって調べたら去年の10月に食べた汁なしにはしっかりと粉チーズが掛かっていました。まったくオジサンの記憶なんてアテになりませんね?
豚はAIZ名物バラのトンポーロースタイル。これ好きなんですよねぇ。
アブラの上から粉チーズと輪切りの唐辛子が。
フライドオニオンは他店と比べるとクリスピーで荒削りな感じ。実はこれが非常に良い仕事をするのに繋がっていました。
生姜は大量に、そしてニンニクはリクエスト通り少なめで…っとここで猛烈な違和感が…そうだ、ネギが乗っていない…でカウンター上の未回収であった食券を確認したら見事に買い忘れていました。
ネギリアンを自称する身としてあるまじき行為に猛省し諦めようとした矢先、日下店主さんが現金でいいですよ!と助け舟を出してくれました…有難うございます。
そうですよ。コレです。会津ならではの赤べこ色に塗られた真紅のカウンターにネギの緑が鮮烈に映えるビジュアル。これを収めずして片道5時間半かけてやってきた意味がありません。
気を取り直してアブラと野菜を粉チーズでいただきます…ヤバウマ。一気に食欲に火が点きましたよ。えぇ、えぇ。
丼の底から麺を引きずり出すと、箸の先にのしかかる強烈な重量感。その太さたるやスキニー傾向にある他店と比べても相当太い部類です。
その極太麺はウネリは少なめで本当にストレイトに近い感じ。タレを纏って茶褐色にヌラヌラと艶めいていて思わずむしゃぶりつきましたよ…
ナンコレ?
猛烈なゴワゴワ感とモッチモチの食感が同居したオーションは正に咀嚼力が試されるモノ。敢えてのカタカタ仕様での提供という事で店主さんの並々ならぬ思い入れがあるんだと思います。
で、その茶褐色のレーターなんすけど、何かイリーガルなドラッグでも入っているんじゃないかと疑いたくなるほどの中毒性満載のテイスト。
もうね、グルとFZと豚から抽出された透明な液体油の他に絶対になんか入ってますよ。でないとココまで夢中にさせる仕上がりになるはずがないんです。もうね、自分的には世界で一番うまい汁なしです。
それが強烈な個性を伴ったゴワンゴワンの麺に絡むんですから、そりゃあもう旨いのナンノ南野陽子っチュー訳ですよ。はい。
豚はバラです。まるでらふてーのような味わい。辛子があったら塗って食べたいと思います。
バラ豚特有の赤身の硬さも皆無。よほどいい豚を使っているんでしょうね。新潟や前橋辺りと同様にもち豚でしょうか?知らんけど。
で、先ほどご紹介した歯応え抜群のフライドオニオンなんですが、この強烈な歯ごたえの麺に負けない相棒として大活躍。
逆に、柔い麺だとこのハードなフライドオニオンでは強すぎてしまうと思います。何処で探してきたんでしょうかね?コチラ以外で経験したことが無いタイプです。
少しセンシティブな画像となりますが、後半は混ぜて混ぜて混ぜ倒して頂いていきます。
プレーンなタイプのうずらは口をリセットしてくれます。
黒こしょうで味変して一気にラストスパート。やはり少なめではアテクシには量が多かったようでギリギリ完食。
さて、そのまま丼を上げようかと思いましたが、矢張りスープ割りは外せないであろうと。店主さんのオペを見ながら丼をカウンターに上げお願いしました。
会津のスープ割りはスープではなく野菜の茹で汁で割るんだとOKO師匠に教えて頂きビックリしました。
前回のつけ麺の時もそうでしたけど、素のつけ汁や汁なしのタレの味が濃厚すぎるので、野菜の甘味だけ出た茹で汁で割るくらいが丁度良いっていうか、それでもまだ濃厚さを感じる仕上がりなんですよ。
今回も同様、めっちゃ濃厚。そしてスープ割りしたことで生姜の香りが鮮明に立ってメッチャ爽やかに飲めました。
ごちそうさまでした!
店主さんに謝意を伝え、また来ますと言うと満面の笑みで送り出されました。
少し遅れて出てきた師匠と反省会をし、近々、またどこかへ行きましょうと約束してお別れしました。
帰りは鬼怒川温泉経由で戻ってきました。全行程で500㌔弱。下道が400㌔ちょい、高速が70㌔ほどでしたが疲労は最低限で抑えられた感じ。
スピード感に対するストレスがあるのでその辺は軽自動車特有の疲れかと。一般道を制限速度プラスアルファーでツーリングしている限りはRECAROシートのホールド感も相まって疲れ知らずの快適走行が楽しめる感じですね。
W64JB 拝