ラーメン一番 小竹向原 | グル狂日記

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長くてクドいです。
ここから先は覚悟してお進みくださいませ。
かしこ。

2024.9.13(金)

 TODAY'S
 
ラーメン一番 小竹向原

  de狂った話です。

 

 

 相変らず暑いですねぇ。もうすぐお彼岸なんですよ。もぉいい加減にしてくださいYO!

 

 

 昨年もお彼岸辺りまで猛暑続きでしたけど、今年もそれ以上に暑さが続いてます。そんな時は…

 

 

 スタミナ補給にニンニクですよ。えぇ、えぇ。華金はニンニクdeギンギラギンにさりげなくぅ〜さりげなくぅ〜の予定だったんすけど…

 

 

 バス師匠の一番リポートを見たらニンニク以上にアブラを浴びたくなってしまいましてん。じゃあバス師匠の行かれた練馬区の一番にするか…?

 

 はたまた東京豚骨ラーメンの超老舗にして暫くご無沙汰の堀切弁慶で立ち喰いアブラを堪能するか…?

 

 

 迷ったらこの人に相談だッッ!ってんで最近はホームがYAENやIKTどころの話じゃなくてTTISに完全にシフトしたらしいダイソン師匠ことyana-G®︎師匠に鳩を飛ばしたところ、一番で話が纏まりました。

 

 因みにダイソン師匠もバス師匠のリポートで完全に一番の口になっていたらしいのでちょうど良かったです。

 

 ただ、一つに気なることが…そうこの日は13日の金曜日だったんですよ。

 

 

 Friday13thといえば、八王子のとある場所にジェイソンが出没する可能性もあり、非常に気になる所ではありますが…

 

 

 案の定出没したようです…が、今回は気付かなかった事にしてアブラを浴びる事に専念したいと思いますです。(辛いの苦手なんでッッ!←負け惜しみ?)

 

 

 そんな一番へは台風最中のお盆の頃に行って以来。

 

 

 前回醤油+オロチョンを試した事で全ての味でのオロチョンVer.を体験した訳ですが、自分的には塩にオロチョンが一番刺さった気がします。

 

 

 バス師匠も塩オロチョンを、そしてダイソン師匠も塩オロチョンを激推ししていたので、今宵再び塩オロチョンを啜り倒して改めてその旨さを堪能しようと塩オロチョン縛りで気持ちをキメキメに極めてやって参りました。

 

 

 ダイソン師匠と無事に現地で合流出来たのが20時半頃。

 

 

 並びは10人ほどです。

 

 

 昼間の猛暑がまだまだ尾を引く熱帯夜の中、アブラ中毒の皆さんに塗れて並びます。結構な藪蚊がいますので皆様さされないようお気を付け下さい。

 

 

 ダイソン師匠とこの日野猿で開催されていた辛さで殺○の祭典について語ったり、東京豚骨とは何ぞやについて議論を交わしたりしているうちに入り口付近まで来ました。

 

 

 やがて調理台アリーナへフェードインすると、助手さんから注文を聞かれますので「一番ラーメン、塩で、ネギ、もやし、オロチョン小辛で!」とお願いしました。

 

 助手さんはメモに細かい注文について掻き込んでいます。ラーメン三種にスープが三種、そしてトッピング類が七種にオロチョンが四種とその組み合わせは相当な数に上りますのでメモは必須かと思われます。

 

 

 やがてダイソン師匠の大盛りと自分のデフォにモヤシ増量が配膳されましたが、写真の技術が無いので2丼の違いが全く分からない画像になってしまいました。申し訳ありません。

 

一番ラーメン塩 1,050円

ネギ 50円

もやし 50円

オロチョン(小辛) 50円

1,200円也。

 

 

 塩ベースですが、辛味成分のオロチョンが程よい赤色を与えて非常に食欲を掻き立てるビジュアル。

 

 

 モヤシを増量すると中々の盛りになります。茹でモヤシですからモチのロンでカロリーゼロ。

 

 

 製作の工程で塩に入れる塩ダレには結構な量の黒胡椒が入っているのを目撃しました。

 

 

 一番ラーメンにはコーンが乗ります。最後にコーンや細かく刻んだネギなどを食べやすいよう、穴あきのレンゲが出されます。非常に嬉しい配慮です。

 

 

 増量したネギ。刻みは細かいタイプ。しっかりと辛味も香りもあります。

 

 

 これまた一番ラーメンにデフォで付いてくる味玉。コチラのはハードボイルドです。シナジの固ゆでより更に固く仕上げられています。自分の好みです!

 

 

 それでは早速、野菜をルーシーに潜らせて頂くと・・・うんうん、流石の旨さ。

 

 

 トンコツと豚の赤身肉など動物性の出汁を強く感じるスープはクセが無く、塩ダレの旨味を最大限に引き出しています。モチのロンでケミカルの効き具合もバッチリです。

 

 オロチョンという自家製辛子味噌が非常に良いアシストをしていますねぇ。ダイソン師匠も言っていましたけど、アブラの甘みとオロチョンの辛味が高い次元でバトルしている感じです。

 

 

 麺は豊華食品という製麺所のモノ。低加水で中細のストレート。少し抵抗感のある麺肌は舌に心地良い摩擦感を与えるだけでなく、スープやアブラをしっかりとキャッチして恩恵を口まで運んでくれる秀逸なパーツ。

 

 またかんすいの香りがいかにも『中華そば』的なフレーイバーを演出している点も自分的には刺さっています。

 

 

 結構なボリュームで増量される茹でモヤシと一緒に啜っても非常に美味しいですねぇ。並みの麺量では少々物足りないと思われる方などはこのモヤシ増量はおススメです。

 

 因みにダブルが出来るのかは分かりませんが発注できれば中々の標高になるんじゃないかと思います。

 

 

 メンマは幅広の薄いタイプ。メンマひとつとってもお店によってカットの仕方に個性がありますけど、一番のこのスタイルはやはりこのラーメンに合っていると思います。

 

 

 一番ラーメンにはデフォルトでチャーシューは3枚乗ります。ロースという言い方が正しいのか分かりませんけど、そのままトンカツにできそうな部位とフォルム。

 

 

 シットリと柔らかく、味付けは薄味ですけど豚肉そのものの味が上品で旨味を湛えており、上質な豚を使用していることがド素人の自分でもわかります。

 

 

 また、細かく刻まれたネギとの相性も抜群ですねぇ。この辺でオロチョンがいい感じに混ざり合ってきて適度な刺激をお口に与えてくれます。

 

 

 個人的にこの手のラーメンにはマストだと思っている「黒胡椒」。ガッツリ掛けて刺激的な後半戦に突入です。

 

 

 チャーシューで麺を巻いて食べてみたら思わず失神するほどの旨さ。コレはおススメですよ。大判で薄くカットされたチャーシューならではの食べ方かと。

 

 

 これまた一番ラーメンにデフォで乗ってくる煮玉子。極めてハードボイルドな仕上がりが特徴です。黄身までカチカチに茹でられているソレは白身部分にもしっかりと味が染み込んでいて出来れば増量して2個食いしたいところ。

 

 

 お隣のダイソン師匠が一定のリズムで奏でる『地鳴り』のようなバキューミングサウンドにいささか驚愕しつつ、また大盛りの爆量をアテクシよりも早く胃の中に納めてしまいそうな勢いに圧倒されつつ、自分も負けじと穴あきのレンゲを使って固形物を地引網漁。

 

 

 オッ?隣の師匠が丼を持ってるぞ?ま、まさか・・・?

 

 師匠は完食・完飲されておりました。流石です。自分は大人なので適量を飲んでフィニッシュ。

 

 

 ごちそうさまでした!

 

 店主さんに謝意を伝え、会計1,200円を現金で精算してお店を出ました。師匠曰く、アブラ多目にしたらオロチョンとの相性が爆上がりしたそうです。

 

 自分的にはまずはデフォの醤油にアブラ多目を試してから、塩アブラ多目オロチョンへ移行してみようかと。そして、この先秋から冬の季節には味噌にオロチョン+ニンニクなんていうのも試してみたいなぁ。

 

 

 ダイソン師匠と共に汗だくになりながら「旨かった!」を連呼してお別れしました。

 

 

 駐車料金は500円也。奥の住宅地になるともう少し安いコインパがありますけど、自分的にはこの環七沿いのコインパが空いていたら停めてしまいますね。

 

 

 皆様、良い連休をお過ごしください。自分はジムニーのレンタカーを予約していまして、この連休はジムニー吟味の期間となりそうです。

 

 R55JCW 拝