ラーメン二郎 仙川店 | グル狂日記

グル狂日記

グ ル ク ル ニ ッ キ



長くてクドいです。
ここから先は覚悟してお進みくださいませ。
かしこ。

2024.7.6()

  ラーメン二郎 仙川店

  de狂った話です。

 

 

 暑いですねぇ〜。

 

 

 寧ろ暑過ぎじゃね?

 

 


※久々ですが、ラーメンの記事だけ読みたいでござるな方は次の区切り線までスクロールしてくださいませ。
 

 そんな(どんな?)灼熱のサタデーに早朝から労働を強いられる悲しき社畜…

 

 

 オマケに今日の運勢は最悪…。更にストレスしか感じない部下とのペア業務。今日も各所に傍若無人な振る舞いが散見されてイライラがMAX。

 

 まあ、冷房の効いた室内労働なんで多少は救われますが。で、発狂しそうになる気持ちを抑えなんとかお仕事を終わらせ解放されたのが15時過ぎ。

 

 

 合わない部下にストレスを溜め込みもう何処に行く気力も削がれるほどクタクタなんで、昨日に引き続きサイスポ♨️彩ゆ記でデトックス。

 

 

 昨日行った時に割引券もらったんで早速使ってサウナ3回戦。昨日は言うても金曜だったんでサウナもガラガラだったんですが、本日は流石に混んでました。

 

 ただコチラは比較的若いお客さんが少なめなのでサウナハットを被った🔰マークの不届き者も少なくストレスはさほどたまりません。

 

 若者よ!形から入るのは良いが先ずはマナーから学習せよ!オヂサン達は迷惑しとるぞ笑笑

 

 サーセン。

 

 愚痴が出ました…って愚痴ついでに…

 

 コロナ禍以降、日帰り温浴施設に若者グループが激増しました。彼らの特徴は兎に角うるさい。加えてカルガモかよッッ!ってツッコミを入れたくなるほど連なって移動しまくる…

 

 せめてサウナ室の中だけではバラけてください。狭いところに無理矢理押し込んできて固まらないでください。そして無言で過ごしてください。ヒソヒソ話、メチャクチャ気になりますからね。

無言

 で宜しくお願いします。


 

 さて、どこまで話しましたっけ?

 えっ?

 ラーメンの話なんか1㍉もしてない?

 

 すみませんねぇ〜。今日は朝から我慢のしっぱなしだったんで勘弁してつかーさいよ。コレから話しますから。えぇ、えぇ。

 

 

 はい。ラーメン二郎の話です。もうね、暑いと言ったらSG二郎でしょ?『子連れお断り』と『暑いです。』の貼り紙と言えばコチラしかありません。

 

 ただ残念なことにこの仙川の夏の風物詩とも言える『暑いです。』表示は数年前に姿を消してしまいました。表示が置いてあった道路側カウンターの左端は非常に落ち着くシートなんですが茹で釜の正面。

 

 店内から熱気を通路側に逃すべく扇風機を回していたと記憶していますが、その送風が茹で釜の熱気を運んでくるため暑いのナンノ南野陽子。

 

 旧神保町二郎の茹で釜前も中々の灼熱ゾーンでしたけど、二郎全店舗の中でも屈指のホットゾーンとして未だに有名?だと思います。

 

 今年は果たして『暑いです。』の掲示は復活したのでしょうか?検証しに行って参りました。

 

 

 本日も無事14時台に営業ポストがありました。コチラ仙川二郎ですが滅多な事では臨休しません。祝日がある場合はそれを合わせて連休になる事も年何回かありますけど、基本的に休まないお店なので予定は立てやすいです。

 

 

 ただ最近は仕込みの数を決めているのか、営業時間に対して並びが多い場合は早仕舞いの宣告があるようです。

 

 特に土曜日は20時半では少し危ないかもしれません。確実に食べるためには19時半ころまでに到着するのが間違いないと思います。

 

 

 いつもの店裏のコインパーキングへ。

 

 

 お店に着いたのは19時を少し回った頃。店前には10人ほどの並びが発生しています。

 

 

 自分の記憶では仙川二郎では先に食券を買ってから並ぶのが習わしの様な気がします。年季の入った券売機には未だ値上げせずに頑張っているハーフ(少なめ)700円の食券を購入。

 

 

 再び隣の琉球居酒屋の前に並びます。

 

 

 回転は割と早め。外5人くらいは入り口付近に来ましたら麺量を聞かれます。このあたりで『暑いです。』の表示を探しましたが矢張りありませんでした。

 

 そのかわりお店の中から仙川名物である「温めたグル入りのカエシ」と生姜の匂いが漂ってまいりました。あぁ、仙川の夏だ・・・。

 

 

 ただ、申告するのは大盛りと少なめのみ。私も少なめの白いプラ券を見せて申告しました。矢張り食券先買いの表示がありましたね。

 

 

 そして有名過ぎる注意書き。お断りです。はい。

 

 

 サード側の中央付近、正に店主さんの正面にフェードイン。ピットは店主さんと過去に何度かお見かけした事のある女性助手さん。

 

 

 涼やかな爽やかボイスで柔らかく声掛けする様は、コチラが仙川二郎である事を忘れさせてしまいそうです。

 

ラーメン(少なめ)

700円也。

 

 

 コールは店主さん自らお尋ねに『ニンニク少しと野菜アブラカラメでッッ!』とお願いした一杯。

 

 

 野菜はキャベツ率が激高。しっかりと増量されています。

 

 

 昔は助手さんが寸胴の中から掬ってザルで濾してから掛けられたアブラですが、今は寸胴の中に予め仕込んで取り分けてあるのかな?小さいオタマの様なモノで店主さんが掬って掛けていました。

 

 

 ニンニクは少しでこれくらい。仙川のニンニクは強烈に匂う事で有名ですから自分はいつも「少な目」「少し」でお願いします。

 

 

 それではアブラが掛かった野菜から頂いてまいりましょう…ブハッ!うんま。仙川のアブラって強烈に香ばしくて旨いんだよなぁ。で、カラメコールしている為仙川の最大の特徴である「グル入りのカエシ」がたっぷりかかっていてグル狂として狂喜乱舞。

 

 

 続いてクタ野菜をスープに潜らせていただいていきましょう…

 

 

 あれッ?やっちまったか?

 

 

 悪くは無いんですけど…豚の旨味もグルの効きっぷりも今一つ。アタリの時の仙川汁は強烈なグルのケミカルな旨味と豚由来の濃厚な出汁に香味野菜の香りと甘みが重厚さを加えて本当に震える程旨いんですよ。

 

 

 その旨味に独特のアブラの風味(これも仙川独特のモノ)が加わった所謂場外ホームラン級の出来と比較すると「うーーーん、どうでしょう?(プリティー長嶋)」です。

 

 

 アブラに塗れた野菜と一緒に食べると少しだけ厚みが足されて旨味が増しましたが…で、麺は相当細くなりましたけど仙川ならではの「ポキポキ感」をしっかりと感じられるモノ。これ好きだなぁ自分。

 

 

 ニンニクは相変らず強烈なパンチ力を持っているので混ざればそりゃうんまくなりますけども、けどもぉ~。

 

 

 仙川と言えば黒胡椒。皆さん豚に掛けてらっしゃいますけどアテクシは断然麺に掛ける派です。てゆーか、久々に外したせいか、だいぶ画像のピントがブレブレになっていますねぇ。

 

 

 豚は大判の腕肉が2枚。

 

 

 その食感たるや超Aクラスのしっとり感。一昔前の仙川の豚と言ったらやれ「岩石豚」だやれ「ガチムチ」だってそりゃー酷い言われ方だったもんですよ。自分もベニヤ板とか言ってましたもん。

 

 それが今ではシットリ柔らか神豚ときたもんだ。なのになぜ?なぜに今夜のルーシーは弱弱しいの?自分史上最強の仙川の一杯の時は豚自体はガチンガチンの鉄板みたいな硬さの豚でしたよ?なのに何故?

 

 

 もうこの辺でいつリベンジしてやろうかと考えながら啜っているわけですよ。えぇ、えぇ。

 

 

 一味どころじゃどうにもならない敗北感。悔しいなぁ。

 

だがそれがいい。

それでこそ仙川。

 

 

 ごちそうさまでした!

 

 店主さんに謝意を伝えると結構はっきりと「どうもぉ~!」って言ってもらえました。コレも一昔前じゃ「ガン無視」が当たり前でしたからね。それがセンガワでしたから。

 

 

 色々な想いを胸にお店を後にしました。京王線の背中が淋しそうに見えるのはアテクシの削られたメンタルによるものだと思われます。

 

 

 敗れ去った時の仙川からの帰り道は遠いんだよなぁ。甲州街道を半泣きで帰ったことが何度あることか。

 

 だがそれがいい・・・

 

 R55JCW 拝