らぁめん生姜は文化。 巣鴨本店 | グル狂日記

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長くてクドいです。
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かしこ。

2023.11.26()

  らぁめん生姜は文化。 巣鴨本店

  de狂った話です。

 

 

 本日11月26日は『いい二郎の日』として一部のアタマがグルとアブラとニンニクに侵された人達がこぞって二郎詣に勤しむ日。

 

 

 アテクシも昨年はそんな一人でした。しかし寄る年波には勝てず、今ではすっかり

アラポン®︎(アラカンのポンコツ)

 としてひっそりと暮らす毎日。

 

 そんな頭のおかしいジロリアンさん達とは私はちがうんです!えぇ、えぇ。

 

 …まあ単に日曜営業の二郎がどこもかしこも休みで(恐らく店主会議かなんかでしょうか?)行くところが無いって言うのが事実なんすけどね。

 

 

 

高島通りの銀杏もだいぶ色付いてきました。

 

 

 そんな(どんな?)サンモはまず板橋区は蓮根にある高級ベーカリー

 

 

&TAKANO PAIN

 に宝石のようなパンを求めて開店待ち。

 

 

 今朝は昨日なんかと比較にならないくらい寒くて、今シーズン初めて並びが寒いと感じました。

 

 

 お店が開くと店主さんご夫妻に熱烈歓迎され本日のお目当て、アボカドタマゴサンドと某ラーメン二郎店主さん超絶オヌヌメの「シュガーバタートースト(猛毒)」その他をゲッツ。

 

 その旨、某店主さんにLINEしたところ「シュトーレンで恵方巻きするように!」と指令が出されて、そういえば先日22日から始まった12月の風物詩を買い忘れていることに気づき急いでお店にUターン。

 

 

 無事に「シュトーレン ~エピス~(超高級品)」をゲットし一安心。

 

 ホッとしたらお腹が空いてきました。(まあ年中お腹はすいてはいるんですけどね)したらばランチをどうしようか…近場で板橋区役所前のうめ川さんの新メニューもと考えたんですが、朝から冷えるじゃないッスか?

 

 

 そんな時には身体の芯から温まるのが最適解っていうんで前々から気になっていた巣鴨駅前の生姜は文化さんへ。

 

 

 コチラのお店も先ほどの&TAKANO PAINさん同様に、板橋区は某有名ラーメン店主が度々食べているのを見ていつかは行ってみたいと思っていたお店なんです。

 

 

 お店はR17沿い、巣鴨駅の先都心寄りにあります。ナビで周辺のコインパを探すとお店の先の路地を入ったところに「三井のリパーク」がありました。

 

 

 200円/25分と駅チカにしては割と良心的な価格で上限設定も2,000円となっています。

 

 

 コインパから1~2分程度のお店へ向かいます。

 

 

 R17に面したお店には超絶目立つ看板が据え付けられていて、自分も前を通るたびに気にはなっていました。

 

 

 お店は午前11時からで既に営業中。自分は11時40分過ぎにお店に着いたんですけど既に何組かは食べ終えて退店するところでしたが、空席は2席ほどある状況。

 

 某ビジュアル系バンドのボーカルに確かに似ている(お店関連のXのアカウント名がそれっぽい感じだったのですぐにわかりました)茶髪黒眼鏡の店主さんであろうと思われるお方に、券売機の撮影許可を頂いてから写真に納め、「鶏チャーシュー味玉醤油生姜らーめん(1,300円)」と「ネギ塩ポーク飯(350円)」の食券を購入。

 

 

 メニューは基本の醤油と塩でそれぞれデフォ、味玉入り、鶏チャーシュー味玉入り(いわゆる全部乗せ)から構成され、他にも味噌、山椒、背脂につけ麺と豊富なラインナップ。

 

 限定もしばしば展開されているようで、本日も喜多方ラーメンが設定されており、他にご飯ものもあるという飽きさせないメニューです。

 

 

 卓上調味料は黒胡椒に七味唐辛子、そして煮干しの漬かったお酢でしょうか?一通り揃えてありますが、この手のラーメンには正直使うかどうか迷うところですね。

 

鶏チャーシュー味玉醤油生姜らーめん

1,300円也。

 

 

 皮ごとローストした鶏チャーの存在感がゴイスーなビジュアルの一杯が到着。

 

 

 具材は長さが特徴的なメンマとレンソウ、白ネギに海苔とナルトといった構成。シンプルですが如何にも旨そうな面構えにワクワクしますねぇ。

 

 

 それでは普段滅多にしない「スープからいただく」という少しオタクっぽい食べ方で臨ませていただき…ってうんまい。

 

 優しい出汁感は動物由来でしょうか?鶏のテイストを強めに感じるのは大判の鶏チャーが乗っているからかもしれませんけど、濃すぎずかといって足りないという事は決してなく十分な旨味を感じます。

 

 そしてやはりウリである高知産の生姜がビシーッときいたジンジャールーシー。そして醤油も強めに感じますね。メニュー名もよくある「生姜醤油」表記ではなく敢えて「醤油生姜らーめん」としているあたり、店主さんの強い拘りみたいなものすら感じます。

 

 

 他の具材は輪切りの白ネギにほうれんそう、海苔にナルト、有料の味玉といった感じです。

 

 

 そしてその醤油生姜スープを持ち上げるのはこれまた特徴的な麺。平打ちでピロピロとした感じの麺にはうどんの「ふすま」のような黒い斑点が見える事から所謂「全粒粉」といわれる類かとおもわれます。

 

 水分は多目でツルツルとした舌触りにモチモチの食感。コレは中々出会えない麺ですねぇ。啜り心地満点で非常に美味しい麺です。

 

 

 で皮ごとローストした鶏チャーはクセが少なく表面の皮がパリパリで香ばしい。この香りがスープ全体を支配しているためか、鶏出汁のスープのようにも思えます。

 

 

 薬味のネギとほうれん草との相性もばっちり。特にほうれん草とのマッチングは特筆モノでしたねぇ。旨かったぁ~。

 

 

 この手の長いメンマは昔は白岡の灼熱ラーメン「もちもちの木」くらいしか知りませんでしたが最近は多く見るようになりましたね。味付けは割としっかりと濃いめ。

 

 

 味玉は淡麗な味付けで黄身はゼリー状。この黄身ってどうやって作るんでしょうかね?スープはモチのロンで生姜が主張してくるんですけど、それ以上に醤油も香りも塩分もグイグイ来るので、味玉はかえって薄味でヨカッタと思います。

 

ネギ塩ポーク飯

350円也。

 

 

 所謂レアチャーと云われる類のチャーシューが乗ったごはん物。

 

 

 もしかしたらデフォのラーメンにはコチラがチャーシューとして乗るのかな?

 

 

 テッペンには刻んだ長ネギの所謂ネギ塩風味が乗っています。味付けは焼肉屋であるタン塩の上に乗せるネギの奴です。

 

 

 店主さんは普通にお醤油のボトルからチャーの上に掛けていましたので「醤油味」だと思いますが自分的には黒胡椒もガッツリ振ってスパイシーに食べました。

 

 

 ここまで敢えて味変せずにてべ進めてきましたが、後半若干お醤油の強さが詰めてきていたので胡椒を振り掛けてスパイシーにしてラストスパートです。

 

 

 っと、海苔で巻くのを忘れていました。

 

 

 最後は残った米にスープをタップリと掛けて掻っ込みます。

 

 

 いわゆる「飲み物」として一気に頂きました。

 

 

 ごちそうさまでした!

 

 噂通りに大変おいしい醤油生姜らーめんでした。塩や味噌も試してみたくなりました。日曜もやっているので再訪したいと考えています。

 

 

 店主さんに謝意を伝えると、ご丁寧にお見送りされ、その感じの良いホスピタリティーにも癒されました。

 

 

 駐車料金は400円也。

 

 帰りの車で顔や手足が火照って、改めてジンジャーパワーを思い知らされました。

 

 R55JCW 拝