ラーメン二郎 中山駅前店 | グル狂日記

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長くてクドいです。
ここから先は覚悟してお進みくださいませ。
かしこ。

2023.10.8()

  ラーメン二郎 中山駅前店

  de狂った話です。

 

 

 秋の三連休の中日である昨日、自分は早朝から屋外で仕事でした…

 

 ※画像はイメージです。

 

 先週までの暑さが嘘のような秋冷の午前中。風が吹くとジャケットを羽織っていても身震いするような感じ。お日様もほとんど出ていないのでお茶を飲むとすぐにトイレに行きたくなる悪循環に陥りながらなんとか昼過ぎには完了。

 

 そのまま何処かへ二郎をシバキに逝っても良かったんですけど、取り敢えずコンビニでおにぎでも買って一旦は帰宅しようとガソスタ&セブンを目指して市内へ…

 

※画像はイメージです。by朝日新聞デジタル

 

 って、バチグソ混んでますやん。普段週末は地元にいないことが多くて特に観光名所となる市内中心部などには帰宅する場合を除いて近寄らないようにしているんですけど、こんなにも混んでいるとは…

 

 特に東西の移動がめちゃくちゃ混んでますね。それでも地元の地の利をフル活用して裏道に次ぐ裏道を進んでなんとかキタック。朝から何も食べていないのに加え、空腹を満たすだけという侘しい昼食でございました。

 

 

 そして食後にボーっとテレビを見てたら、上がり始めたマ~イレボリューショ…じゃなく上がり始めた血糖値に襲われ即寝落ちというブーデーまっしぐらのサンデーアフタヌーン。

 

 夕方4時過ぎにハッと我に返り起きました。まあ明日休みだという事を思いだして即座にホッと胸を撫で下ろしたんですけどね。

 

 っちゅー事で、昼寝で寝惚けた身体に喝を入れるために埼玉スポーツセンター天然温泉に行くことにしました。

 

 

 アルカリ泉のお湯に身体を沈めながら今宵のお店選びを進めていたところ…

 

 

 日曜夜営業のお店として候補に挙がったのが目黒、立川あたりだったんスけど、ふと「そうだ、nkymの『ゆず汁なし』今年は食ってなかったやん。」と思い付きましてん。即座に中山行きを決定?

 

 

 そんな(どんな?)中山へはお盆休み以来。日曜夜も平常通り21:30までの営業という事で、サンデーナイトの二郎難民を大きく包み込んでくれるオアシス的存在。

 

 

 雨がぽつぽつと降り始める中、のんびりと下道で向かいます。まあまあ環八とかも混んでいていつもと同じくらいの時間を掛けてnkym二郎へ到着したのが20時45分過ぎ。

 

 

 

 いつもの目の前コインパーキングが生憎の満車🈵でゲート式の立体駐車場へ。この手のタイプは機械の位置が高くて精算する時に車両から降りないとならないので普段は避けてます。ホーム西台裏のダイエーにあるタイムズもそうなんですけどね。

 

 

 傘は要らない程度ですが、少しだけ小雨が降る中お店に向かうと並びは10人ほど。

 

 

 並んですぐに、格闘技オリンピアンに似た助手さんが出てきて麺量確認になりました。自分は「半分で!」と答え、更なるラーメン種別及びお好み(カタメ、柔らかめ、薄味など)確認時に挙手にて汁なしをお願いしました。

 

 

 中山二郎では助手さんによる麺量確認の後に一旦入店して食券を買います。その際に前の方が買い終えてお店の外に出てから入店するように案内があります。自分も前の方が出るまでお店の入り口を開けて待機して自分の食券を購入しました。

 

 

 助手さんより入店の案内がありましたので、指定されたサード側奥から2番目、即ち店主さんの麺上げ齧り付きアリーナ席にフェードイン。

 

 ド緊張する中、姿勢を正して神妙な面持ちで待っていると、矢庭に店主さんがこちらを振り向きいつもの様にイジリータイムが発動。チュー

 

店主「今日は何かわざわざコチラに来る用事があったんですか?」

自分「いや、コレだけの為に来ました!」

店主「なるほど。で、いよいよコチラの住まいの契約ですか?」

自分「・・・・あっ、来月ごろにはなんとか・・・」

 

 自分が遠方からから時間をかけて通っているのを知っているH店主さんは、愛情?を込めて中山に引っ越せば?っていつもイジるんです。

 

 

 そんな恥ずかしいやり取りの途中でシレッと鬼おろしと、

 

 

 味付ウズラを出してくれながら…

 

店主「早く契約してコッチに住んでください!」

自分「・・・・・ガーン

 

 なんてふざけいると、真顔のTNB助手さんがいきなりカットインしてきて「ニンニク入れますか?」と。TNB助手さんも店主殿のイジリによく乗っかってきますが…

 

 慌て気味に「…えっと、ニンニク少しとアブラで!」って答えて出てきた一杯がコチラ。

 

小ラーメン(ぶた2枚) 890円

ゆず汁なし 150円

鬼おろし柚子胡椒MIX 80円

味付うずら 100円

1,220円也。

 

 

 麺半の安心な盛り付け。届いてからゆず汁なしにはデフォルトでうずらが3ケ付くことを思い出して、あゝ、今夜はうずら祭りだなと。

 

 

 野菜のテッペンにかけられたアブラ。真っ白なソレはまるで白子のよう。中山のアブラは極めてクオリティが高く上品な口当たりなので自分的にはマストなトッピングだと認識しています。

 

 

 デフォルトで付く味付うずら。恐らくめんつゆ系の和風出汁で味付けされているのか、非常にサッパリとして塩っぱ過ぎず、幾らでも入りますし、アブラなどでコッテリした口の中のリセット効果も高いです。

 

 

 RJYK系列の汁なしには付きもの(既に仙台や会津など多摩系でも乗っていますが…)のフライドオニオンがたっぷりと乗せられています。

 

 

 ニンニクは少しでも結構な量が入っています。もしも食後に人と逢う予定がある方はまず避けなければならない殺戮効果を持っていますよ。気を付けなはれや!

 

 

 相変らずピンボケですみませんけど、先ずはヤサイにその白子アブラを絡めていただきま…

 

 ウホッ!

 身体が蕩けそうな甘味と何とも言えないマッタリとしたコクの禁断の味わい。たまんねぇなぁ~おいッッ!

 

 

 野菜を少し退けて、久々の柚子汁ナッシングのレーターのカラーリングを確認。うんうん、結構な濃いめの色合いに期待でドキがムネムネしますねぇ。←オヤジ構文で申し訳ない。

 

 

 早速、丼の底から麺の天地を返してその全貌とご対面。(ご対麺や訪麺等、R○B等でまことしやかに使用されているラ○タ用語はオジサン構文丸出しの自分でも流石に生理的に無理なので使えません。えぇ、えぇ。)

 

 昔は二郎の中でも細い細いと言われ続けてきたnkymメーンですが、昨今の直系二郎におけるスキニー化傾向では至って標準的な太さの部類に属すのではないでしょうか?

 

 平打ちでウエーブの少ないストレイト麺がキッチリとレーターの色に染まってすこぶるそそるビジュアル。

 

 

 辛抱堪らんとむしゃぶり付く様におちょぼ口に放り込むと、まずFZ(ラーメン二郎専用醤油)の香ばしさと塩分が口いっぱいに広がる濃いめのレーター。そして直後に柚子の爽やかな香りと控えめな酸味が追いかけてきます。

 

 そして仄かな甘みがその全てを優しく包み込み、攻撃的な醤油ベースのテイストが最後は優しく口の中で変化して着地するという中々工夫された絶妙な和風テイストでの仕上がり。

 

 中山のH店主さんのこのあたりのさじ加減ッテ言うんでしょうか?メニューの発想もさることながら様々な乗せモノに至るまで、その全てについて最終的に旨いって唸らせるセンスと確かなテクニックに毎回メロメロです。

 

 

 ヤサイと一緒に啜るとまた少しマイルドに感じる事が出来ます。この辺も野菜との相性とか考え計算された味の濃さなんでしょうね。凄いです。

 

 

 で、ニンニクを塗して頂くと、それまでサッパリとした和風テイストだったソレが一気にジャンキー仕様に激変。これもモチのロンで旨い。

 

 

 今度はフライドオニオンにデフォでも甘~い脂(この日は有料メニューで「甘~い脂」がありました)を添えて。

 

 FOの独特な香ばしさとアブラ本来の甘さがコラボして醤油ベースの味付けとベストマッチング。これも旨いなぁ~。

 

 

 豚の全貌は撮れていませんが、腕肉のいつもの中山クオリティー。味付けもいつも通り濃いめのショッパ目です。

 

 

 シットリと柔らかいショッパ目の豚は、甘さを感じる汁なしをより奥深いものに変えてくれるチェイサーの様な役割とでもいうんでしょうか?ちょっと何言ってるんだかわかりませんけどそんな感じ(どんなだよ?!)です。

 

 

 鬼おろし柚子胡椒MIXはいつもの大葉ミックスとあまり違いを感じられない鈍感な自分ですけど、ピリッとした爽やかな辛味だけは分かりました。笑い泣き

 

 

 で、元々和風テイスト色強めだった今回のこのメニューを更に和風一直線に仕上げてくれる最高のアイテムで柚子汁なしには是非とも入れて頂きたいトッピングだと感じましたねぇ。超絶オヌヌメです。ダブルにしてもいいかもです。

 

 

 最後まで迷ったんですけど、この

猛毒

 を結局食べちゃいました。

 

 

 画像がセンシティヴで大変恐縮ですが、最後に味変で入れた黒胡椒がドバっと入ってしまい一瞬焦りましたけど、少々刺激が強くなった程度で、元からしっかりと主張するゆず汁なしのレーターには影響ありませんでした。

 

 

 最終ロットに近い時間で店内にも空席が出来始めたので遠慮なく丼をカウンター上部に上げて、店主さんにスープ割りをお願いしました。

 

 ニコッと笑ってご対応いただき、自分的スープ割りの最高峰と位置付けているnkymの命の源に口を付けようとしたところ…

 

 

店主「ウチのスープ割りは中山の人には勿論無料なんですけど、それ以外の方にはちょっと…」

自分「えっ?」

店主「中山以外の方には500円頂戴しているんですよ。(ニヤリ)ニヒヒ

自分「えっ?えっ?」

店主「近々引越しされますよねぇ~?」

自分「あ、はい…ゲッソリ

店主「なら勿論オッケーです!」

助手「500円ッッ!高ッッ!www」

自分「心していただきます!」

 

 というなんとも閉店間際のまったりとした時間帯ならではのチーム中山による盛大なイジリを受けながら絶品のスープ割りを頂きます。(勿論中山二郎ではスープ割りはお願いすれば無料でサービスして頂けます。ただ、あくまでもサービスですので、自分はオペレーションの状況を見て、次の麺を投入した後など迷惑が掛からないようなタイミングで控えめにお願いするようにしています。)

 

 もうね、完全優勝っすわ。えぇ、えぇ。

 

 豚の旨味がこれでもかと詰まった中山の命の源であるスープが柚子色に染まった絶品レーターを至高の飲み物へと昇華し、口に運ぶレンゲの動きをキャントストップ。最後は丼を持ち上げて底に残ったニンニクもろとも全て胃の中に納めさせていただきました!

 

 ごちそうさまでした!

 

 

 店主さん、助手さん達に謝意を伝え、店主さんの満面の笑みでお見送りされながらお店を後に。

 

 外に出ると、閉店まで15分ほどの所でお一人入店されようとしていました。中山二郎は大体閉店時間までにお店に着けば食べられるような感じですね。

 

 

 さて、帰りは修羅の国kwskから府中経由のルートで帰ってみましょうかね…結局帰宅時間は日付が変わる直前の頃となりました…あぁ、もっと近ければなぁ。

 

 R55JCW 拝