2023.6.6(火)
ラーメン二郎 大宮公園駅前店
de狂った話です。
今日は、春に転職した仲間と会ってきました。
優秀な彼はキャリアアップした新天地で日々頑張っているようで何より。若いって良いなぁとしみじみオヂサンは思うのであります。
彼が新天地に赴く直前、西台二郎でささやかな送別会を開催して以来、彼もまたラーメン二郎の旨さを思い出したらしく(彼は学生時代にめじろうの常連さんだったそうです)、今回も近況を聞きがてら飯でもどうだい?って誘ったところ、OK二郎に行きたいと。
そんなリクエストに応えるような形で昨日3周年を迎えた大宮公園二郎に向かう事にしたわけです。自宅からほぼ30分少々でアプローチ可能なOK二郎ですが、行く直前にツイッターを確認していたらお店の情報よりお店周辺の情報で気になることが…
そうです、セ・パ交流戦の埼玉西武ライオンズvs千葉ロッテマリーンズのナイターがなんと大宮公園野球場で今宵開催中とのこと。
なんてこったい。周辺の駐車場が売り切れてしまうやんけ…っていうことで、4月以来となる大宮公園二郎へ馳せ参じました。
取り敢えず急いで現地に向かっていると、先に現着していた彼から「直近のコインパーキングが空いています。」とのメッセージが届いて一安心。
結局、いつもお世話になる直近のコインパに無事に駐機してお店の前で彼と合流しました。しばらくぶりに見る彼は一段と逞しく…ッテ言うほどインターバルが空いたわけではないので相変らず飄々とした礼儀正しい若者でした。
※券売機の写真は4月に訪問した時のモノです。内容に改定がありましたらごめんなさい!
券売機にて小ラーメン800円と玉ねぎ70円の食券を購入して助手さんの案内で1塁側角席と2番目へ着席。店内は空席が少しある状況。
着席するときに店主さんへ向かって「麺半分柔らかめで!」とお願いします。
ピットはニヒルな店主さんと、前回もお見かけした若い男性助手さん。店主さんとも気軽にコミュニケーションが図られていて非常に良い雰囲気です。
その助手さんからすぐさま玉ねぎが届けられました。
昔はラッキーシート専用の『七味唐辛子』だったような気がしますが、今では全席七味になったのかな?確認はしていませんけど右打席の方には確かに黒ゴマと青のりが見える七味が設置されていたように記憶しています。
彼と新しい職場での状況や、古巣である私の職場の状況など小声で話しながら出来上がりを待ちます。するとデフォで注文した彼のコールタイムとなりました。
「野菜少な目、ニンニク、カラメで!」
と、中々ツウなコールに、内心『ヤルナお主』と思いながら記念にパシャリ!
野菜少な目でも中々の標高であることが分かります。当初はOK二郎はボリュームが控えめなんて言われていたころもありましたが、なんのその、今ではしっかりと『盛って』くれるお店の一つになっていると思いますよ。はい。
その後、柔目でお願いした自分の為に、永遠と書いて『トワ』とも思える程長々と茹でて頂き恐縮しきりな自分へ向かって助手さんから「半分柔目の方、ニンニク入れますか?」とのお伺いに「全部でお願いします!」とレスポンス。
小麺半分 800円
玉ねぎ 70円
870円也。
店主さん自ら配膳して頂きましたので、丼を受け取る時に「おめでとうございます!」と3周年のお祝いをお伝えすると、「ありがとうございます!」と爽やかにお答えいただきました。
くぅぅぅぅ~ッッ!
イケメソだなぁ、おいッッ!
デフォのニンニク量はこれくらい。刻みは極めてニュートラルな感じ。オイニーは強めですので、翌日午前中はお口にチャックですぞ!
そして、OK二郎の個性の一つである「無料国産生姜」。無料という事を考えなくともかなり気前のいい量をトッピングしてくれます。非常に嬉しいサービスですよねぇ。えぇ、えぇ。
アブラは固形脂が野菜のテッペンにたっぷっりと掛けられて登場。固形脂と同時に追加されたのか、はたまたデフォでそうなのか分かりませんけど液体油の方もかなりの層で入っています。
その液体油の層が分厚く張るスープは『ザ・非乳化』。琥珀色の液体に細かい背脂が浮いてその上に分厚い液体油の膜が張ったマニア垂涎のビジュアル。
辛抱堪らず丼を持ち上げて丼から直接一口啜ると…
ウホッ!
やらないか?
じゃなくて、
馬ッ!
旨~ッ!
いやあ、これ最高でしょ?先ずはその豚出汁の出具合に驚愕。強烈な出汁感。そこへ強めに効いたFZ。本来ならショッパー!ってなるところを液体油が上手くフォローして絶妙な塩加減に仕立て上げとるんですわ。店主さん天才か?
その
デラぜっぴん
なルーシーに、アブラと野菜を同時につまんで潜らせて喰らうとそのままマットに沈みました‥‥ってノックアウトされてどーすんのよ?
あまりの旨さに、あまりのブッ刺さりっぷりについ平常心を忘れて誇張した表現になりましたことをお詫び申し上げます。
そしてそしてそして、店主さんがじっくりと茹でてくださった麺を白日の下にさらしてやりましたよ。えぇ、えぇ。
濛々と湯気の立ち昇るそれをフーフーと冷まして口に放り込んでまいります…うぉぉぉ~めちゃくちゃウメェ。
柔らかな麺は滑らかな舌触りと、口の中で溶けてしまいそうな食感を伴った絶品デロメン。むしろレミオロメン。粉雪。←バカ
極上のルーシーが低加水のOKメーンに瞬く間に吸収されていき、啜るころには強烈な旨味を伴ったデロメンdeレミオロメンに大変身。←再びバカ
で、ニンニクを塗して啜りあげた瞬間、一気にジャンク化しました!
きょうれつぅぅぅ!!byゆってぃ。
クタ気味の野菜と一緒に啜るデロメンレミオロメンもきょうれつぅぅぅ!!←いつまでやるの?
やはり非乳化に白胡椒は鉄板の組み合わせだった模様。掛け過ぎくらいが適量です。えぇ、えぇ。
で、豚はいつもの最強クオリティー。腕肉はスープに旨味を提供してなお体内に旨味を蓄えたモノ。味付けも頃合いで非常に旨い。即ちネ申。
しっとり柔らかく、歯の入る「シャクっ」っとした食感も併せ持つハイブリッド仕様。旨いなぁ。大宮の豚。
今宵は無料トッピングの国産生姜を直接オンしてガブッて逝ってやりましたよ。はい。
終盤は大好きな玉ねぎをブチ込みます。結構な辛味と強めの香りを伴った自分的ど真ん中な玉ねぎ。強烈なルーシーに一歩も引けを取らない自己主張の強めな玉ねぎに大満足。
とりわけ、デロ麺と玉ねぎの食感の対比は陳腐な言葉で表すのが憚れるほどの組み合わせ。
そして最後は自分的に滅多に使わないレンゲを拝借して丼に残りし玉ねぎを根こそぎサルベージしてまいります。これが旨くて止まらないんですわ。えぇ、えぇ。
まあ、それでも余裕で思いとどまりましたけどぉ~?それが何かぁ~?
ごちそうさまでした!
店主さんに謝意を伝え、彼に次いで自分も外に出ました。冷気を孕んだ夜風を汗をかいた額に受けながら、
「ごちそうさまでした!うまかったです!」
っと、彼から満足の言葉を聞き、あぁ、誘ってよかったなぁと。そんな満ち足りた気持とお腹でお店を後にしました…
ラーメン二郎大宮公園駅前店さま、3周年おめでとうございます。これからも埼玉の非乳化キングとして突っ走っていただきたいと切に願います。
R55JCW 拝