らーめんいごっそう 東伏見 | グル狂日記

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長くてクドいです。
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かしこ。

2023.3.31(金)

  らーめんいごっそう 東伏見

  de狂った話です。

 

 

 いやぁ、年度末!めっちゃくちゃ忙しいッスねぇ~?みなさんもそうでっしゃろ?←意味不明なエセ関西弁ですんませんでおま。←殺されますねスミマセン。ガーン

 

 

 くたくたなんですよ。もお。えぇ、えぇ。なんせ初老ですから。若くありませんから。でもね、気力だけは若者に負けてなるものかって言うんで無理しちゃうんで、結果的にこうなると。老害はすっこんでろっていうことですね。はい。

 

 なんとか週末を迎えて強烈にニンニクを入れたくなりましてん。で、超ひっさびさにヒバリーヒルズにでも行こうかと家を出たんです。で、このいつも気になるバリバリ伝説ならぬバリバリラーメンの辺りでふと我に返ったんです。

 

 今夜は週末じゃん。そりゃひばりのことだから超メチャクチャ鬼のように並んでるに決まってるじゃん…やーめた。っていうことでちょい足を伸ばしてのいご

 

 

 昨年11月以来のコチラ。今シーズンは未だ未食の味噌ラーメンを目指しましょうかっていうんでディレクション変更。

 

 

 いごっそうは自宅から見るとひばりより若干遠いんですけど、並びの事を考えたら全然変わりませんし、寧ろコチラの方が早く帰れると思います。

 

 

 東伏見稲荷の前を通過。

 

 

 ぐるっとお店の裏手から回り込むとお店脇の駐車場が運よく空いていました。こちらの無料駐車場、非常に有難いのですがいささかタイトなんですよ。まあ、お店に近い方であればなんとか停められるんですけど。。。

 

 因みに遠い方のマスですと、歩道段差の関係で自分の低重心車両は鬼のように切り返しを繰り返して斜めバックで停めるようなので、そちらしか空いていない場合は潔く諦めてすぐ隣のコインパにブチ込む事としています。

 

 

 夜の部の営業は金曜土曜のみ。もう、この営業体制で決まりなんでしょうね?前の月火休みの時の方が通いやすかったんですけどね。今では日曜もないですし。夜間もだいぶ間引かれてしまいかなりハードルの高いお店に。

 

 

 味噌狙いで来たのですが、お店に入った瞬間に鼻腔をくすぐったマー油のオイニーに心奪われ急遽予定変更して券売機にてマー油らーめん850円の食券をプッシュ。続いて前回金曜に来て敢えて頼まなかった「特製ミニカレー」をプッシュしようとしましたが券売機上に見当たらず。

 

 店主さんに、ミニカレーはどのボタンでしょうか?とお訪ねすると「今夜はブタが殆ど入ってないんですよ。それでよければ一番右下の売切れと表示してある350円のボタンを押してね」ということなので喜んで押し込みます。

 

 

 恐らく今仕込んでいる味噌が無くなり次第終了となるであろう味噌ラーメンは、ついぞ今シーズンは縁がなかったという事になりそうです。

 

 

 因みに食券を店主さんにお渡しすると100円返金されました。若干固辞しかかったのですが、店主さんに押し切られてしまい受け取ることに。有難うございます。

 

 

 店内満席で、外に数名の待ちが出来ている状況。厨房内は店主さんのワノペですが、その鮮やかな手際は見ているだけで惚れ惚れする様な速度と段取り。

 

 寸部の無駄もない動きをTBSラヂオから流れるプロ野球開幕戦の実況を聴きながら見つめて待ちます。やがてカレーが配膳され、他のお客さんへぶためしの配膳が終わると「マー油らーめん、ニンニクわぁ~?」と看板通りの台詞とはいきませんが、三田本店名物助手といわれたSKI節が炸裂。自分は「ヤサイ、ニンニクでぇ~」と答えて出来上がった一杯がコチラ。

 

 

マー油らーめん

850円也。

 

 

 丼の縁は勿論の事、外側側面にもビッシリと飛び散ったアブラで丼を持つ手が震えます。

 

 

 慎重に高台から朱色のカウンターに下した一杯は、コールした「くた野菜」がシッカリと増量されたサイドビュー。

 

 

 デフォルトのニンニク量はこれくらい。それほど多くは無いですね。直系二郎でいうところの「ニンニク少し」の平均値に近いような気がします。

 

 

 そしてマー油により黒く染まったルーシーを掬って先ずは一口…おぉ、うめぇ。

 

 液体油も大量な上に焦がしニンニク油が入る訳ですからかなりオイリーなんですけど、それ以上に強烈な豚感を纏ったルーシーにグルのパワーが加わった超強力スープ、そこへ香ばしいマー油の香りが乗る訳ですからそりゃぁ旨いに決まってますよ。

 

 

 そのバカウマなスープにクタ気味の野菜を潜らせてまずは一口。

 

 やっぱマー油にしてヨカッタと思わせてくれる味わいに心底満足すると同時に抑圧されていた食欲に一気に火が付きました。

 

 

 丼の底からレスキューした自家製麺は、二郎のそれとは大きく異なるディレクション。多加水気味で中太なストレイト麺は、舌触り喉越し共になめらか。茹で加減は前よりは硬くなっているように感じますけど結構なユル麺。

 

 

 ただ、このユル麺こそがコチラいごっそうの真骨頂。今宵、自分の滞在中には誰一人として麺カタメの事前コールをする方はおられませんでした。皆さんこの麺を好きで来ているに違いありません。

 

 

 クタ気味の野菜でさえ若干の歯応えを感じさせてしまうユル麺の底力恐るべし。特にキャベツの芯の部分と共に啜りあげる瞬間は堪らないものがありました。

 

 

 続いて豚の端っこと一緒に啜る瞬間も最強。麺肌に黒い斑点が見えますが、これらはすべてマー油の成分です。相当なロースト感で、強力なスープに一歩も引けを取らないクセスゴな調味料です。

 

 

 豚はご案内の通り非常に「ひかえめ」ですが、味は天下一品。

 

 

 しっとりとしていて柔らかくて味の残し方もベストな塩梅。流石です。

 

豚骨スープでつくった特製ミニカレー

250円也。

(100円引き)

 

 

 見た目は普通。味は豚骨スープがベースとなっているくらいですから勿論濃厚で旨いです。辛さ的には中辛程度でしょうかね?後半若干口がヒィヒィして参りました。

 

 

 味わい的には若干レディメイド的な感もありますが食後3時間以上経過して未だ胸焼けをしていないことからプロ仕様ではないのかな?

 

 

 後半戦、麺には白胡椒や…

 

 

 常設されるようになってしばらく経過した一味唐辛子などで味変を楽しみます。

 

 

 兎に角マー油入りのスープが旨すぎて固形物を掬うふりをしてだいぶ飲んでしまいました。

 

 

 店主さんが足りないと仰っていた豚は、ラーメン丼に沈む端豚を放り込めば無問題。

 

 

 あっという間に完食。流石に液体油層が分厚いルーシーはお残ししてフィニッシュ。

 

 ごちそうさまでした!

 

 

 店主さんに謝意を伝えお店を出ましたが、店前の青梅街道沿いにハザードランプを点けっぱなしにした路上駐車が2台。バス停も直近にあるんですからやめた方がイイと思いますよ。すぐ先にコインパーキングがあるので、絶対に路上駐車はやめましょう。

 

 

 やっと週末ですね…ふぅ~。

 

 R55JCW 拝