2022.11.4(金)
らーめんいごっそう 東伏見
de狂った話です。
いごっそうに行ってきました。前回訪問が昨年の11月6日。なんと1年も間が空いてしまいました。こんなにご無沙汰したのは初めてかもしれません。
※マー油らーめんと豚骨スープで作ったミニカレーのレポ。
このブログでも何度かレポートしています。
※味噌ラーメンと最後に白めしをぶち込んだジャンク雑炊のレポ。
本当はこの季節、限定の味噌があるのでそちらを頂きたい気持ちや、今夜は金曜日なのでコチラも金曜限定の豚骨スープで作ったカレーライスを頂けるチャンスではあるんですが。。。今夜はどうしてもコチラの塩らーめんが食べたくなって伺ったのです。
昼間は晴天でしたけど、夕方から急激に雲行きが怪しくなって雨が降ったりやんだりする華金ナイト。
20時過ぎに着きましたところ、お店の前に3人ほど並ばれていました。今夜は専用駐車場のお店に近いマスが空いていましたのでそこに駐車できました。
営業時間は昔と比べるとかなりハードルが高くなりました。夜営業は金曜土曜のみ。以前聞いたところによると、営業時間内にお店に着けば作ってくれるそうです。
メニューは基本のラーメンが常設メニューで3種類(醤油・塩・マー油)とつけ麺、それぞれの豚入りに、季節メニューとして味噌ラーメンと味噌つけ麺、サイドメニューは豚めし(豚めしの塩も裏メニューであり)と白めしに煮玉子。
※以前いただいた豚骨スープで作ったミニカレー
また金曜限定メニューとして豚骨スープで作ったカレーライスとミニカレーがあります。
以前は口頭注文後払いで、サカイ店主の暗算が炸裂する様を体験出来なのですが、昨年から券売機が導入されましたので先に食券を買ってから案内された席に着くスタイルに変更されました。
前の方に続いて店主さんからどうぞと案内されましたので券売機で「塩らーめん」「煮玉子」「豚めし」の3枚を購入して一番奥の席へフェードイン。食券をカウンターの上に置くと店主さんから「塩には半分の煮玉子が入ってますけどどうしますか?」と聞かれましたのでそれとは別に追加してくださいとお願いしました。
厨房はいつもながらの赤いTシャツに赤い帽子の店主さん。ラジヲはNHKのAM放送。こちらは不変のスタイルです。
卓上調味料は、S&Bの缶に入った白胡椒と醤油ダレに一味唐辛子。以前は一味は申告すると出して頂けるスタイルだったような記憶もありますけどいつの間にか常設になった模様。
店内は満席で、ラジヲの音声と店主さんの案内する声のみがこだましています。そんな若干緊張気味の中、少しスマホに気を取られているといきなり塩ラーメンの方、ニンニクはぁ~?という声が聞こえましたので慌てて「ヤサイ、ニンニクで!」と声を張ると、別の方のコールタイムでした。大変失礼いたしました。
その直後に、店主さんがコチラを見て「塩、玉子の方ニンニクはぁ~?」と聞かれましたので「ヤサイ、ニンニクで!」と今度こそきちんと伝えて届いた一杯がコチラ。
塩らーめん 900円
煮玉子 100円
コチラの丼は兎に角アブラだらけですので、高台からカウンターにおろすまでがド緊張。今回も何とかテーブルに置けて一安心。
野菜コールしたサイドビュー。かなりキャベツ率が高い野菜はクタ気味の茹で加減で見た目よりボリュームがあります。
ニンニクはデフォルトでこれくらい。刻みの細かいタイプが結構な量で入っています。因みに此方のサカイ店主さんは三田の名物助手さんでしたが一説によるとコチラの看板にも書いてある「ニンニク入れますか?」はサカイ店主が最初に使ったワードだと言われていますけど、実際にお店では「ニンニクはぁ~?」と聞かれるのが多いような気がしますね。
増量したので1.5個になった煮玉子。エエ色してまんなぁ~黄身が。
最初にレンゲでルーシーを掬って飲んでみます・・・おぉ、いごっそうだ、旨いなぁ~。
コチラのラーメンは、丼の中央に盛られた茹でた野菜と刻んだ生ニンニクがラーメン二郎とビジュアル的には被りますけど、お味の方は全くの別物だと自分的にはカテゴライズしてます。
まずスープですけど、ラーメン二郎のスープは大量の豚肉を煮込んだ出汁を中心にした「ぶたじる」ですけど、コチラのはもっと骨を感じる「豚骨スープ」感が強め。そこへ大量の液体油と背脂チャッチャのような細かい脂が雪の様に振り掛けられていますので、どちらかというとスープ自体の印象はらーめん弁慶の様な背脂チャッチャ系に寄っているように感じます。
その背脂スープにキャベツ多めの湯で野菜を潜らせて喰らうんですけらお味の方は間違えようがありませんね。えぇ、えぇ。
そしてコチラも二郎とは似ても似つかぬ自家製麺。サカイ製麺謹製の中太ストレイト麺は、加水率高めでツルツルモチモチした食感で若干柔めの茹で加減。以前はもっと柔らかかった気がしますけど、今宵の麺は適度にやわらか。
このツルシコの麺は、ラーメン二郎インスパイアに二郎を期待して食べに来た方には結構不満にかんじるらしいですが、自分的にはドストライクな茹で加減でたまりません。
豚は腕肉が基本1枚。ボリューム的にはもう一声欲しいところですが、とにかく柔らくて味がイイ。
適度に入った脂身も甘くて思わず腰砕けになりそうな背徳感満載の神豚。
煮玉子はしっかりと味の付いたショッパ旨。ギリギリ半熟の黄身までしっかり味が染み込んでいます。
豚めし 350円
そしていごっそう名物の豚めし。ボールにジャーからしゃもじで掬ったお米を入れて、ほぐし豚とグルとラーメンのカエシを「テキトー」に入れて混ぜるだけなんですけどべらぼうに旨い。
おそらく長年の経験で調味料の塩梅は決まっているんでしょうけどそのバランスたるや匠の技としか思えない配合量。因みに裏?メニューで豚めしの「塩」というのも存在します。見た目はあまりデフォとの違いは分からないんですけど、塩の方が若干醤油感が弱くなってグル感がブーストされる感じ?
自分的には醤油系のラーメン、マー油ラーメンの時は「豚めし塩」、塩らーめんの時はデフォの豚めし、そして味噌らーめんには最後の雑炊用に白めしと組み合わせが決まってます。
このS&Bの缶は何年物なんでしょうかね?
その缶から白胡椒(勿論詰め替え補填された新鮮な奴です)を多目に振り掛けて咽ながら頂きました。
ごちそうさまでした!
やはり時節柄「味噌」の注文が多かったのと、相当数のお客さんが「ミニカレー」を発注されとりました。
店主さんに謝意を伝え、お店を後に。今夜はかなり冷え込んできましたね。野村訓市のラジオを聴きながらのんびり帰る至福のフライデーナイト・・・。
R55JCW 拝