ラーメン珉珉 鐘ヶ淵 | グル狂日記

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かしこ。

2022.11.13(日)

  ラーメン珉珉 鐘ヶ淵

  de狂った話です。

 

 

 久々にパーコーの聖地、墨田区鐘ヶ淵は珉珉に行ってきました。

 

 

 コチラ、言わずと知れた墨田区が誇る地域密着型の銘店。ブログの諸先輩方の数々のレポートに感化され何度かお邪魔するようになり、有名な塩パーコーから始まり醤油、坦々麺、味噌と一回りしてきました。

 

 

 残りはネギ、玉子、鳥ラーメンとなって参りましたが、ココはネギリアンを自称する私、ネギと名の付くメニューを外すわけにはいきません。

 

 

 そこで本日は未食のこのメニューを食するために一路鐘ヶ淵を目指してやって来ました。

 

 ルートはR17から川越街道に抜け環七に入り、尾竹橋通りを右折して足立区を縦断。

 

 

 途中、なんだかドキッとする看板を見つけましたが、どうやら普通の訪問看護ステーションの様で一安心。←謎?

 

 

 デロ麺の聖地1010を右手に感じながら(日曜日は休みです)足立区を駆け抜け墨田区に潜入成功。

 

 

 お店の真裏に位置するコインパに無事に駐機成功。歩いてお店に向かいます。

 

 

 すると、更に路地の奥にあるエリア、お店に近い方に新たにコインパが出来ていました。小型専用ですがロック板が無いので次回は利用したいですね。

 

 

 開店は11時15分。昼の部のみのスパルタンな営業スタイル。

 

 

 お店には30分ほど前に到着しました。先客は6人。

 

 

 コチラはたまに臨休があり、特にSNS等はやられていないので、お店に着くまでやや不安です。今日は無事にやっていてド安心😮‍💨

 

 

 11月の休業情報は上の画像の通り。屋根付きのガレージのような待合室で待ちますが、既にパーコーが揚げられているのか、お店周りには強烈に食欲を唆るオイニーが充満。

 

 

 開店を迎える頃には通りまで並びは伸びて20名ほどと大盛況。今日あたりはコチラのオープンテラス席?で食べたらさぞかし気持ち良いだろうなぁなどと思っていたら開店の時間に。

 

 

 入店すると、先ずは席を確保するようお店からアナウンスがありますので、カウンターの最奥席を確保し給水器へ向かいます。

 

 

 コチラの給水器は麦茶が出てきます。ゆーても殆どのお客さんがビール🍺を飲むんですけどね。

 

 

 注文を取りに来たオネイサンに、ネギラーメン薬味多め、単品半パーコー別皿、小ライスをオーダーして緊張の瞬間が終了。

 

 

 コチラは色々と細かい注文が通るのですが、中々噛みまくりそうな呪文なんです。オマケにお客さんは殆ど地元の常連さん。

 

 

 みなさん、所謂『いつもの』でオーダーが通る御仁ばかり。そして謎の呪文をスラスラと皆さん仰ってます。こんな感じの完全なるアウェーですから余計に注文時は緊張するんですよね。

 

 厨房内は男性の店主さん?と思われる方が麺上げ担当、後は店内付け回しのクールビューティーな女将さん、そして近所の方であろう女性従業員の方々。女性陣は本当に手際と威勢が良く、見て居てとても気持ちいいです。そして何よりもあらゆる部分への配慮が素晴らし過ぎて毎回感動します。

 

ネギラーメン薬味多目 820円

単品半パーコー別皿 350円

ライス(小) 100円

1,270円也。

 

 

 先に半パーコー別皿と小ライスが配膳されてきました。パーコーは揚げたては超絶激熱なのでラーメンが出来上がるまで手を付けないでおきます。勿論激熱が好きな方はとっととお食べください。必ず口の天井をやらかしますから。えぇ、えぇ。

 

 

 ビジュアル的には醤油ラーメンに短冊に切った長ネギが乗った感じですかね?

 

 

 鶏ガラベースのルーシーは、適度なカエシと多目の液体油にしっかりと化学兵器のサポートを感じる盤石の街中華仕様。最大の特長は液体油でしょう。この液アこそ珉珉スープのセールスポイントかと。お客さんによって油多めや少な目、濃いめ薄目など様々なカスタマイズをされています。

 

 

 ネギラーメンは短冊切り?のネギが乗ったもの。味付けは恐らくですけど自家製のラー油のみかと。辛さは適度、非常に香ばしい香りがプラスされて非常に旨い。

 

 

 低加水の中細ストレイト麺は茹で加減的には今回は少しだけ硬めですかね?適度に食感を感じる硬さです。水分少な目のその麺は少しだけざらついた舌触りで自分の大好きなタイプ。博多ラーメンの麺を少しだけ太くした感じですかね?

 

 

 薬味多目でリクエストすると、細かく刻んだネギがタップリと乗ってきます。これも珉珉のアイデンティティーですかね。スープと一緒に頂くと堪らない旨さ。ネギリアン至福の瞬間とも言えましょう。

 

 

 チャーシューは二郎の豚のように良く煮込まれた腕肉。しっとりと柔らかく、溶けてしまいそうです。

 

 

 で、ここらで丁度良い温度に冷めてきたパーコーをパクッと逝ってやr・・・

 

 アッチィ~笑い泣き

 

 全然冷めてません。完全にやらかしました。大やけどです。

 

 

 途中で黒胡椒をタップリと振り掛けてスパルタンに味変。やっぱラーメンには胡椒です。

 

 

 パーコーは激熱なだけでなく、その衣がバリバリに尖がってますので、私の様なロートルの歯にはかなり負担が大きいので、途中でルーシーに避難させてふやかすことを忘れてはいけません。

 

 

 麺があらかた無くなって来た頃、丼からルーシー塗れのネギをサルベージして茶碗に盛り付けていきます。そして残しておいたパーコーをオン・ザ・ギーネー&ライス。

 

 その時、パーコーに卓上のラー油、一味唐辛子、醤油をそれぞれ少々掛けてやるんですよ。したらば何という事でしょう、素晴らしき自作ネギパーコー丼の出来上がり。

 

 

 敢えてルーシーは回し掛けずに、純粋にネギとパーコーの旨味のみでコメをカっ喰らおうという魂胆が功を奏し、すんばらしく旨い。皆さんもぜひやってみてください。

 

 

 ごちそうさまでした!

 

 謝意を伝えてお店を出ようとすると、従業員の方々全員から「有難うございましたぁ~!」って大きな声でお見送りされました。

 

 いやぁ、いつ来ても安定の旨さに加えて惚れ惚れする様な接客。地元の方々に愛され、私の様な遠方からも何度も足を運ばせる魅力を垣間見たような気がします。

 

 

 退店すると、以前道路まで並びが継続中。いやぁ、人気ですねぇ~。

 

 

 帰り道、高速の入り口で信号待ちをしていたらルノーの旧車を見かけました。調べたらA110っていうんですかね?地方ナンバーでしたが素晴らしいコンディションで、如何にもフランス車らしく、少しだけ気障だけど最高にイカしてました。

 

 

 帰りはいつものように&TAKANO PAINで珠玉のお宝をゲットし…

 

 

 銀杏が色づき始めた高島平を抜けて帰宅の途に着きました。

 

 R55JCW  拝