『いざ、ドSドクターの元へ』〜粗相に気をつけて。 | 映画の魔人ブログ

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2月15日(水)


おはようございます。



今日から2泊3日の別荘生活(入院生活)が始まる。


身支度を整え、荷物を確認し、雪がチラつくなか自走してドSドクターの元へ…


命を預けるからには絶対にドSドクターの機嫌を損なうわけにはいかない…


粗相があっては命に関わる…


入り口を通過する僕の体が緊張で強張る。


まずは、お世話になる看護師さんにクソ丁寧に挨拶を済ませ、受付を!!


↑なんの受付をしてんだ…!?



この町には病人しかいないんじゃないのか!?と思ってしまう程に院内は病人で溢れている…

僕もその中の1人ではあるが。


受付まで30分以上待たされたが、まず最初に抗原菌検査から始まる。


綿棒を渡され、左右の鼻の穴に突っ込んで5回くらいグルグルして!!といわれた…

初体験ではあるがそんな難しいミッションではないとたかを括っていた!!気が緩んでいた様だ…


鼻から抜いた綿棒を看護師さんに渡そうとしたその時、僕も看護師さんも目が点になった!!


綿棒の先に鼻毛が… 


粗相だ…


こんな時期だ。

綿棒グリグリは想定内だけに念入りに鼻をかんできたが鼻毛は盲点だったよ…


もちろん気恥ずかしさもあるが、それ以上にやっちまった感で青ざめた…


あの看護師さん、ドSドクターにチクるだろうな…

〇〇さんに鼻毛チラつかされました!的な感じで…


まぁ、やっちまったものは仕方がない!


まだまだ挽回は可能なはず!!


検査後、結果待ちで40分。プラスで30分程放置されていたが出来るだけイライラしないでお行儀よく。


目の端に僕同様長時間待たされている風なオッさんが写りこむ。


誰が見てもわかるくらいイライラしている。


オッさんは今にも爆発しそうだ…


ふっ、未熟者め。修行が足りんのう!!


とその時、オッさんがキレた!!


看護師さん相手に怒声・罵声と暴言の連発だ!!


キレたオッさんはもう、どうにもとまらない!!(リンダ山本風)

怒鳴り散らし、周りに迷惑と不快感を振り撒くオッさんと居合わせたドSドクターの機嫌をとりたい僕


コレってチャンスじゃね!?


そう、鼻毛の失態をとりかえすチャンスだ!


あとがない僕は挽回するべく、ブチ切れているオッさんを諭し、なだめるタイミングをはかった。


スグに行動に移すべきだった。と、悔いた…


オッさんの看護師さんに対する悪態や暴言の数々に、タイミングを見計らっていた僕のボルテージまで上がってしまったらしい…不快指数も。


諭すつもりが怒鳴りつけた…


もしかしたらオッさんの怒声よりおっきかったかもしれない…


カチンときたのか、オッさんは矛先を僕に向けてきた…が、それを上回るように怒鳴りつけた。


直後、その甲斐あってかオッさんは看護師さんに小声で丁寧に話す様になり、大人しく待つ様になった。


怒鳴った直後は、やっちまった…と。


なんなら今日1番の粗相だな…と。


しかし、諭し方がどうあれ(怒鳴っただけだが)オッさんが大人しくなったんならそれはもう結果オーライと言えるでしょう!!ってことで


ドSドクター褒めてくんないかな…

↑かなり調教されてる…


オッさんを諭しおわり、ちょっとした頃にやっとお部屋へ案内。


看護師さんが荷物を持ってくれる…親切だ。


僕の荷物を2度見3度見とした後、看護師さんが聞いてきた。


〇〇さん、入院は何日の予定ですか?


2泊3日の予定です。と答えると看護師さんは微妙な表情をしながら再び荷物に目をやる…


知らぬ間に粗相したようだ…


確かに大きめバッグ2つにエコバッグ、さらに小物を入れるショルダーバッグとくれば些か多いか…


コチラとしては忘れたり足りなかったりと迷惑をかけない様に用心に用心を重ねたつもりだったが、荷物を運ぶ方からすると思うところがあるらしい。


多いな…オマエ何日泊まるつもりだよ!?


看護師さんがそう目でうったえかけてくる…


この事はドSドクターに報告するから!!


看護師さんの心の声がそう言っている…


どうやら完全に裏目にでてしまったようだ…



案内された部屋は2人部屋。

悪くないだろう。


ルームメイトはまだ来ていない。

このまま来なきゃいいのに。


看護師さんが提出物を求める。



粗相ってものはたたみかけるのが世の常なのか、追い討ちをかけるかのごとく次の粗相が!!



お薬手帳を忘れるなんて…


はい、死んだ。


もう無理、もう死んだ!! チーン…


この時点でいろんな事を諦めた。。。


続けて『なんかあってもまぁドンマイ』(キャンさんより引用)みたいな書類数枚にサインをさせられ、点滴の針をさされ、14:30までは自由時間(部屋のみ)と告げられ、用意されてた手術用の着衣(膝丈)に着替えるように促された。


シャツを脱ぎ、与えられた着衣を羽織ってからズボンを脱いだタイミングで看護師さんが言った。


ズボンは脱がないでください…と。


素直に謝った…

〇〇さんが突然ズボンを脱ぎだしたんです…とか、ドSドクターにチクられたらたまらんので。


コッチも脱ぎたくて脱いだんじゃねーわ!!と言いたいところだったが素直に謝った…

膝丈まであると脱ぐと思うでしょう!?


もう寝よう…寝て忘れよう。


まだお昼前だったがお布団にはいりました。


ゴロゴロしてるとルームメイトが入ってきた。


数日の間、同じ空間で過ごすのだからしっかりご挨拶を…と思いカーテンを開けたそこにはさっき怒鳴りつけたオッさんが…


まさかの展開にお部屋の中が凍りついた…


そんな漫画みたいな展開があるのか…



いや、実際はそんな都合よくコトは運ばない…ウソだ。


そうであればネタになったのだが、残念ながらそんな展開にはならず、未だ1人部屋状態だ。


こんな感じで今のところは大してオモロい話もなく、盛り上がりに欠けてます。


検査さえ終われば、次回に向けてのネタ探しで院内を徘徊してやろうと思ってますので乞うご期待!!