バンクーバー五輪のスピードスケート男子500メートルで銀メダルを獲得した長島圭一郎(27)の地元、北海道・池田町の整備会社が、シルバーメタリックの軽自動車1台を、特価34万8700円で売ることを15日までに決めた。レースタイム「34秒87」と長島の名にちなみ、銀メダル圭一郎34秒87→“銀メタリック軽1両(けいいちりょう)34・87万円”とシャレた、おもしろ企画。21日に地元凱旋パレードを控え、故郷の町はまだまだ盛り上がっている。

 大会序盤に日本中を感動させた2月16日(現地時間15日)のレースから、ちょうど1か月。長島の故郷の池田町で、タイムにちなんだ値段の車が売り出されることになった。

 シャレた企画を実行するのは、池田町の自動車整備会社「榎本ボデー工業」。榎本茂社長(61)が「地元から、ああいうすごい人が出るのはまれだから、記念に面白いことはできないか、と考えた」と発案。シルバーメタリックのスズキの人気軽自動車「Kei」を中古で仕入れ、特価で売ることを決めた。

 「銀メダルのケイイチロウさんだから、銀メタリックの軽1両ということで…」(榎本社長)。長島がメダル獲得を決めた、五輪のレース2回目のタイム34秒87にちなみ、車検付き34万8700円。同じ車種の中古車相場は60~70万円ほど。社長が企画なしで売るとしても「50万円以上」の値段を付ける車というから、大安売りだ。「タイムがもっと遅かったら、もう少し高く売れましたが…。でも、お祝いなので、赤字覚悟ですよ」と苦笑いの太っ腹社長。整備をし、近日中に展示、予約を受け付ける。希望があれば、ナンバーも「3487」を付けるという。

 メダル獲得後に、地元店で「銀メダルお好み焼き」などが登場し、お祝いムード一色の池田町。21日には凱旋パレードが行われる。お好み焼きを販売していた喫茶「道楽」の店主・福島浩司さんは、所有する銀色のオープンカーをパレードの選手搭乗車として貸す予定で、すでに「3487」ナンバーを取得した。「まだ、池田町は盛り上がってますよ」と福島さん。五輪は終わったが、北海道の小さな町の“アツい冬”は続く。

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 全日本民主医療機関連合会(民医連)は11日、国民健康保険の保険料が支払えなかったことなどによって病院に通えず死亡した人が、09年の1年間に少なくとも全国で33人いたと発表した。「無保険」状態は全体の約7割に達し前年と比べほぼ倍増。保険証があるにもかかわらず、自己負担が高額なことから受診せずに死亡した人も10人いた。

 民医連加盟の病院や診療所など約1760カ所で調査。国保料を支払えず、死亡した人は男性27人、女性6人。死亡数は08年(31人)とほぼ変わらないが、国保の支払いを滞納したため保険証を取り上げられ、全額自己負担となる資格証明書も交付されていない「無保険」状態だったのは23人で、69.7%に達した。資格証明書を交付され、死亡した人は4人(12.1%)、有効期限が短い短期保険証交付者は6人(18.2%)だった。厚生労働省によると、国保を滞納しているのは、09年で約445万世帯。

 民医連の長瀬文雄事務局長は「今回の事例は氷山の一角で『無保険』状態で亡くなる人は増えているとみられる。経済的理由から受診できず亡くなる人は大変な思いをしており、政府は人に優しい政治を重視してほしい」と訴える。【河内敏康】

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