この曲のテーマは、「愛する人の死」
両親が共働きだったため、曽祖母の家に一緒に住んでいて、幼少期は曽祖母に育ててもらいました。
側にいてくれて、大好きだった曽祖母。
病気がちで、少し物忘れも始まっていた、それでもわたしのことや名前は忘れないでいてくれました。
遠い病院だったのでなかなか頻繁に会いに行くことは出来なかったけど、当時のグループの映像をスマホで見せたらこれ置いていってくれない?と。
自分がしたくて始めた活動だけど、周りの人にとっても嬉しいことなんだなと思いました。
覚悟はしていたけど、初めて自分の身近な人を亡くす悲しみを知り、そんな大好きだったひぃおばあちゃんとの思い出を思い出し、時には涙しながらこの曲を書きました。
曽祖母・祖母・母を亡くした今、思うことは自分にとってどんなに悲しくて、忘れたくないと思うことでも、時が経てば経つほど、勝手に忘れていってしまうこと。どんどん断片的になっていくこと。
でもきっと、悲しいまま引きずって生きていくよりも、ちゃんと前を向いて一生懸命生きていることが相手にとって、嬉しいことでもあると思う
忘れたくないという気持ちだけ持っていれば、過ごした日々がきちんと胸にあればそれでいいんじゃないかなと思います。