最初に聞いたとき、すごく可愛い印象でメロディーが残りやすく、口ずさみたくなる曲だなあと思いました。
作詞をするときは、大体マネージャーさんと相談をしてテーマを決めるのですが、なかなかテーマが決まらない曲もあるなか、もずきはすぐにテーマが決まりました。
サビは「もっと」ってフレーズだねとそこだけ圧をかけられたので(かけられてない)そこからスタートさせました。
サビから書き始めることが多いので「もっと」でフックの効いた言葉を探すことから始めました。
ラブソングって、イメージが本当に難しくて、よくある漫画の世界というか、例えるなら遅刻しそうになって食パンかじりながら角を曲がったら、曲がってきた男の子と運命的な出会いをする、そんなことを例えたりします。
今回は、冬休み明けの学校のイメージです。
この歌詞の中の主人公の女の子は、垢抜けてはいないんだけど、もともと可愛い黒髪ロングの清楚女子。
相手の男の子は、クラスの中心的存在前髪ななめに流してるバスケ部。
ふと家の窓から空を見上げてみたら綺麗で、なぜか相手と一緒に見たいなあと思ってから、これが好きという気持ちなんだ!と気付きます。
好きという気持ちに気付いてしまうと、今まで何でもなかった景色がキラキラ輝いて見えたり、一緒に過ごす時間や離れている時間ですら愛おしく思える。
冬休み中は会いたくてもなかなか会えなくて、会えない時間の間に好きは募って、早く会いたくていつもより早く家を飛び出してしまう。
でも、まだ片想いで、伝える伝えないとかの前に一方的にまだ想ってる状態のお話です。
テーマに沿って書いていくうちに、設定での年令が低いので、いつもよりも言葉選びを低くしたりも意識したところです。
