国立競技場の今後について真剣に考える
既報の通りドコモやJリーグ等で構成されるコンソーシアムが国立競技場の30年間の運営権を獲得しました。正確には優先交渉権を獲得した、ですが今さら覆ることはないでしょう。
大雑把に言うと、来年4月から30年間、ドコモ、Jリーグ、前田建設、SMFLみらいパートナーズで構成されるコンソーシアムが国立競技場の運営権を獲得。
このコンソーシアムは528億円を国に納める。国は今後公金は注入しない。当初予定していた年間10億円の補填もなしに。
30年間で528億円、年間では約17億円。ドコモにすれば屁みたいなものでしょうね。それで都内の超絶一等地のスタジアムが実質的に手に入るのだから。
で、今後国立競技場はどのように運営されるのか?今年で言えばサッカー、ラグビー、アメフトと言った球技が35日、陸上競技が14日、コンサートが1日。陸上競技は先日のセイコーゴールデングランプリが主催者発表で2万人動員した以外は実質無観客。事実上球技場と言っても良い。
国立競技場が建て直され時、当初は東京五輪後は陸上トラックを撤去し球技場に改修される予定でした。しかし自民党の陸上族のセンセイ方が頑張って五輪後もトラックは存続されることに。でも陸上競技の有観客イベントなど年に1,2度あるかないか。本当にここにトラックを残す意味があるのか?
このコンソーシアムにJリーグが参画しているのだから、やはり来年の世界陸上後は球技場への改修を検討していると考えるのが自然。是非実現して欲しいです。東京都内にはJ1規格を満たすサッカースタジアムは一つもないのですから。
「日本のウェンブリー」作って欲しい。
下の画像は陸上競技スタジアムをサッカースタジアムに「魔改造」した例。ここは前田建設さん腕の見せ所ですよ😅
前田建設は過去宇宙戦艦ヤマトやマジンカーZの見積もりをした「実績」が🤣