35年前、日産・トヨタ・マツダGTP、デイトナ24時間初出場35年
35年前の1989年2月4-5日デイトナ24時間。
空前のル・マンブーム、バブル景気はデイトナまで。日産、トヨタ、マツダのGTPマシンが参戦。
前年IMSA王者の日産は、この年はデイトナ24時間、セブリング12時間にも参戦。失冠したメイクスタイトルを含むWタイトル獲得を狙う。
日産GTP ZX-T
前年までGTOクラスをセリカで戦っていたオールアメリカンレーサーズ(AAR)はGTPへステップアップ。AARオリジナルのイーグルHF89と純日本産のトヨタ88Cの両面作戦。このデイトナには88Cで。
トヨタ88C
マツダはル・マン/JSPCそのままの体制でマツダスピードが遠征してきた。
マツダ767
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レースは日産が初出場とは思えぬ展開を見せあわやと思わせたが、19時間でリタイア。
トヨタも6時間ほどでリタイア。マツダは5位完走と健闘する。
優勝したポルシェのデレック・ベルは「日産の活躍が印象に残った。彼らは来年完走し、再来年は優勝するだろう」と最上級のコメント。この予想は少し形を変えて実現する。
この2年後マツダはル・マンを。日産は3年後、トヨタは4年後にデイトナを制覇する。