つきのふね | 映画と自転車と私。

映画と自転車と私。

京都で飄々としながら、映画(99%)や自転車旅行(1%)のことを綴ります。

【5-】

物語全体はふわふわしていて掴みどころがないというか、10代の危うい感じが出ていて私もフワフワしながら読み進んでいた

(誰しもが現在の状況から逃げたがり、見えない何かに追いすがりたくなる、そんなフワフワ感。自分はいったい何のために生きているのだろう、というそんな不安定感。)

自分のために生きていたならば、いつかは壊れてしまう

人は自分以外の誰か、何か尊いもののために生きている

わたしにとって尊いものってなんだろうか

“ぼくわちいさいけどとうといですか。ぼくはとうといものですか?”