【5+】
なんと哀しい映画なのだろうか
ポレットの泣き顔を思い浮かべると、今でも涙が出てきそうである
戦争という大人の事情に翻弄される子ども達
彼らには「死」という概念はない
ポレットはただ単に死んだ動物たちが可愛そうだから、お墓をつくって一緒に埋葬してあげたい
ミシェルはそんなポレットの願いをかなえ、彼女を喜ばせようと十字架集め(盗み)に奔走する
彼らの行動の動機は「好き」「一緒にいたい」「楽しい」「可哀想」というただの純粋な感情
それが時として残酷である
両親と死別しても悲しみの涙を流さなかった歩ポレットがミシェルと引き離され、駅のホームに独りきりで置き去りにされるラストシーン・・・
“人ごみの中から「ミシェル!」と呼ぶ声が聞こえる。
ポレットは涙し、ミシェルの名を叫びながら探しに行く。
しかし人違いで、ミシェルはいない。
ポレットはミシェルとママの名を叫びながら、雑踏の中へと走っていく。”
どうですか
このあらすじだけでも泣けませんか・・・?