未来を生きる君たちへ | 映画と自転車と私。

映画と自転車と私。

京都で飄々としながら、映画(99%)や自転車旅行(1%)のことを綴ります。

【4+】
復讐の輪廻を断ち切るにはどうすればいいのか

ギャングに襲われるアフリカの難民地区

いじめっ子暴力に悩み、理不尽な大人たちへの復讐を誓う子ども達

その規模は違うは根っこの部分は同じであるように感じる

憎しみを連鎖させるのか、自分たちの力で断ち切るのか


子ども達には暴力は何の解決にもならないと身をもって教える父親

しかし、彼は難民地帯のギャングを「医者」として、仕事として一度は命を救っておきながら、その命の結末は彼に恨みのある村人たちに委ねる

このシーンが重くのしかかった

善とは何なのか、悪とはなんなのかを考えさせられた映画だった

タイトルの「未来を生きる君たちは」、彼らの手で、私たちの手で復讐の輪廻を断ち切れるような世界を作らなければならない