火災保険についてすこし | r2mokkenのブログ

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プラン大好きな木造建築士のお家のはなし。

火災保険は火災の被害の他に

風災(台風)、水災、雪災と盗難などの

被害を補償してくれる大変有難い保険です。

 

火災保険料は建物の構造によって

掛け率が違って計算される保険料になります。

 

ご存じでしたか?

構造区分はこちら

 

●マンション(M構造):
   ・コンクリート造の共同住宅
   ・耐火建築物の共同住宅    など


●準・耐火(T構造)
   「マンション(M構造)」にあてはまらない次の建物 
     ・コンクリート造の一戸建て
     ・鉄骨造の一戸建て
     ・耐火建築物の一戸建て
     ・準耐火建築物の一戸建て
     ・省令準耐火建物(2×4)    など


●準・耐火以外(H構造)
   「マンション(M構造)」「準・耐火(T構造)」のどちらにもあてはまらない建物

 

 

いつもおすすめしている、木造枠組み工法(2×4)は

省令準耐火建物でT構造になります。

 

鉄骨住宅もT構造となり、木造のツーバイフォー工法

と鉄骨住宅とは同じ区分になります。

鉄骨同様、火災、風災、水災などに強い安心な構造

区分になります。

 

一般的な木造はH構造の区分になり

火災保険料はT構造約2倍になります。

 

保険業界はとてもシビアな業界です。

違う角度から建物の強度を見る時に

火災や風水災などに強いか否かの

ひとつの指標になるかと思います。

 

ご参考にしてください。

 

ツーバイフォーがいいんですねえぇ。

ではまた。