プレハブなのに何故高い? | r2mokkenのブログ

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プラン大好きな木造建築士のお家のはなし。

プレハブ工法(住宅)は工場で生産するのに高いですよね。

なんででしょう?

 

あっ。まずプレハブの意味ご存じですか。

工場で大半をつって、現場で組み立てる工法の事です。

プレハブ工法には木造、鉄骨両方あります。

 

では、何故高いのでしょうか。

答えは簡単です。工場の固定経費が高いからです。

 

工場の数が多い程、高くなってしまします。

積〇ハウスさんの工場です。夢工場だそうです。さすが。

広い敷地にしっかりとした設備。たくさんの従業員の方がいらっしゃいます。

この固定経費が高いんですー。

 

大量生産するする時代にはすごく良かったのですが、新築住宅の需要は右肩下がり⤵

人口減少もあって着工棟数が増えることはないでしょう。

 

そんな時の流れで、わざわざ工場で作るのですから、高くなります。

しかも画一的でデザインなどの自由度も低いんです。

 

ユニット工法に至っては、ユニットの運送代、現場でユニットを吊り上げる

クレーン代などもかかってきます。

 

いいものが高いのではなく、プレハブ工法という家づくりの仕組みで

工場の固定経費が掛かり、家が高くなるのです。

 

時代が変わりましたので、工場で作る必要はないと思います。

安くなればいいのですが…。無理ー。