2007年制作の
かあちゃん・上子・下子 合作絵本。
この絵本は
上子と下子の絵を使ってかあちゃんが
ストーリーを考えデザインしつくりあげたものです。
完成してすぐ、2Lサイズで製本しました。
もちろん完成して初めて披露した相手はー
上子と下子です✨
絵を見せながら読み上げました。
上子は 自分の絵が
ふんだんに使われてることもありゴキゲン♪
下子は???
それがね、絵本を読み終わってから
下子の様子がどう~~~もおかしかったのですよ。
何がどうと説明できるもんじゃなかったんですけどとにかく黙り込んでしまい
何かを心に秘めてそうな下子(当時4~5歳)なのでした。
(下子の絵より上子の絵の方がたくさんあったからかな・・・)
とか、どうも”何か”ありそうだと思い色々考えたのですがね。
理由もわからず
ご飯を食べ~お風呂に入り~
ちゃくちゃくと日々のルーティーンをこなしたのですが
布団に入る時になって
ぼそりとこんなことを呟いたのです。
『!!!!!』
下子が何を言っているのか、すぐにわかりました。
↑この絵のようにイナズマが走りました、ええほんとに。
下子は絵本の中のこの部分ー
『ふうせんでお空をとんでみましょうかー』
『したこはおなかがまるいから、ふうせんなんこいるかなあ?』
ここに引っかかっていたのでした!!
上子は風船を使ってお空を飛べたのに、
下子はまんまるいから飛べなかったのです!!!
(いや、かあちゃんの創作バナシ。)
・・・下子は、自分がお空を飛べなかったことに
大ショックを受けていたのでした。
かあちゃんはこの部分、ぷくぷくの下子の愛らしさを表現したつもりでした。
まんまるくって飛べないなんて、むちゃくちゃかわいくない?
・・・でもそんなの、親の、大人の勝手な
『こんな子供ってかわいい♡』
って思いなだけなんだよね。
本人はそりゃあ飛びたいよねえ・・・
しかもお腹が太ってて飛べなかったかのようなこの表現よ!(T▽T)
子供との会話って、たまに
ってしたくなるくらい
(そんなこと感じてたのか~!!!!)
という深い想いがつまってます。
今でもこの時のことを思い出してはまた
”ぎゅうううう~”っとしたくなる母だけど
本人(現中2)はもうすーっかり忘れてて
母からのぎゅうを何とか逃れようとするばかり( ̄▽ ̄)
こんなエピソードのある絵本
→ 【あしたなにする?】 ←
をどうぞよろしく♡