2024年6月に京都府長岡京市にある「柳谷観音 楊谷寺」にいきました。

 

柳谷観音 楊谷寺

古来、眼病平癒の「柳谷観音」の名で親しまれている。京都東山清水寺開創の延鎮僧都が、夢に現れた観音菩薩のお告げにより、西山の柳生い茂る渓谷の巖上に生身の観音菩薩を発見され、その場所に堂宇を建てられたのが始まりとされています。
約400平方メートルある庭園(江戸中期)は府指定の名勝となっており、平成9年6月には「あじさいのみち」が整備され、約4,000本のあじさいが植栽されています。

受付時間: 9時~17時(最終受付時間:16時30分)
【拝観料】※高校生以下は無料です。
通常期:500円  ウイーク開催時:700円

 

 

長岡京IC方面から県道79号線を南下していきます。

動画を見ていただければわかるのですが、道がかなり狭いです。

誘導してくれる方がいましたが、それでも走行注意です。

 

・駐車場
ウィーク期間中(6月中・11月)の駐車場は、土日は10時前には山門前が満車となります。 
手前の第2駐車場か、お寺を通り過ぎて左手にある第1、その先にある第3・第4駐車場をご利用ください。


写真はだいたい9時過ぎぐらいのものです。全部満車です。
●山門前駐車場 32台(最初の60分500円、以降60分毎200円)

 


●第1駐車場 22台(最初の60分500円、以降60分毎200円)


●第2駐車場 約30台(ウイーク期間中は500円)山門駐車場より、手前にあります。


●第3駐車場 約15台(ウイーク期間中は500円)


●第4駐車場 約50台(無料)
●第5駐車場 中型大型バス駐車場(約10台)

 

1日料金と、時間料金があるので注意です。

今回、僕が停めたのは第4駐車場です。

こちらは公式の地図です。

 

 

ここが第4駐車場。

何といってもメリットは無料です。

あと思ったより広いので満車になりにくいです。

入口が非常に狭いので左折で入るときは十分注意してください。

 

 

 

駐車場を出て、右行くと、看板がでているのそれに沿って行きます。

上の地図でいう県道734号線を歩いていく感じです。

 

途中に柳谷聖苑の駐車場があるのですが、聖苑の駐車場なので、ご利用されない方は停めないように。

 

 

だいたい徒歩8分ぐらいで着きました。

最初の光景がこれですww

写真の車が停まっている場所が山門前駐車場です。

 

 

屋台やキッチンカー、喫茶もありました。

 

 

 

こちらが入口の山門。ここまで20分並びました。

 

 

その手前には不動明王などがいらっしゃいます。

行列の途中にあるので、帰りに見た方がいいかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は上書院とセットの券を買いました。

特別ウィーク期間中や、縁日(毎月17日)に一般公開されます。

 

中に入ると本堂が目の前にあるのですが、またしても行列です。

まともに正面から撮れません。

 

 

こちらは何の行列かというと、花手水です。

そうなんです、ここは花手水の発祥の地なんです。

 

 

 

龍の正面から撮りたくて並んでいるので、横からは普通に撮れます。

結局帰る時も、ずっと行列でした。

 

 

それでは本堂の中に入っていきます。

順路としては本堂を抜けて建物内がつながっているので、奥の院まで屋根付きで周れます。

 

 

ご本尊は古来より眼病に霊あらたかな十一面千手千眼観世音菩薩です。

ここで靴を脱いで用意されているビニール袋に靴を入れて、中を進んでいきます。

すぐ目の前に浄土苑(名勝庭園)があらわれます。

 

 

 

 

 

 

ここで花手水が2つあります。

どちらも通路上にあるので、他の方の迷惑にならないようにしましょう。

 

階段を上ったさきにある建物が上書院です。

チケットがないと入れないので、最初の入口で買います。

案内の方がいらっしゃるので、ここでも買えるかもしれません。

 

 

拝観は時間制ですので、チケットに書かれた時間に行きましょう。

 

 

 

 

1F部分ではリフレクションの写真を撮ることができます。

 

 

 

机があるので、カメラやスマホを机にくっつけて撮ります。

レンズが机に近い方が反射がいい感じになります。

 

 

 

 

 

続いて2Fに行きます。

 

 

 

先ほどの浄土苑を上から一望できます。

新緑もきれいですが、紅葉も見てみたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

再び順路に戻ります。

 

 

心琴窟と呼ばれる水琴窟があります。

水をそそぐと地下で音が反響して癒される音が聞こえます。

 

 

 

 

あじさい廻廊を通ります。

燈籠と紫陽花が映えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一番奥まで行くと奥の院にたどり着きます。

ここで靴を履いて外を周ります。

 

 

反対側には奥之院 眼力稲荷と愛染堂があります。

 

 

 

 

 

裏側しか見ることができない、あいりきさん。

 

 

すぐ下に降りるとハートの飛び石やベンチがあります。

 

 

 

この辺りもアジサイが咲いてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

正面に周って奥之院も見れます。

 

 

 

 

周辺にはたくさんの石碑や塔があります。

 

 

 

 

納骨堂。光が神々しいです。

 

 

 

この目の前にあるのが、アンブレラスカイです。

ほとんどの方はこれを目当てに来られているのしょうか。

2024年6月1日~30日までです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

傘の下を歩いて行けます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

道の途中の地面に黒いハートの印があります。

そこに立って空を見上げると、木々の隙間からハートが見えます。

どうですか?見えますかw

 

 

 

 

地面にもいくつかハートがあるので、探してみましょう。

 

 

下の通路はこんな感じになってます。

通行の邪魔にならないようにしましょう。

 

 

 

この道を下っていくと池があります。

天然記念物モリアオガエルの生息池です。

この時期は卵が見えます。

 

 

 

 

 

さらに進むと、神社があります。正一位眼力稲荷大明神。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらに階段を下ると何やらすごい行列が。

こちらも階段に並べられた紫陽花を撮るための行列です。

 

 

 

 

諦めて横から撮りますw

 

 

 

 

 

ちなみにこの行列は入口の本堂前まで並んでいます。

もちろん、帰る時もまだ行列でした。

 

 

先ほどのアンブレラスカイの道に戻り、反対方向へ進んでいきます。

こちらにもアジサイは咲いています。

 

 

 

 

 

 

 

階段で下まで降りて、本堂の前まで戻ってきました。

こちらは阿弥陀堂。補修工事中でした。

 

 

 

無料休憩所。

風車がいい感じです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カラーマンホールです。ここの花手水がモデルだそうです。

 

 

ここにも花手水があります。

これで全部制覇です。たぶんw

 

 

 

 

 

周辺に地蔵堂と護摩堂があります。

 

 

 

 

最初の花手水の横に鐘楼があります。

こちらは誰も撞くことができます。

 

 

 

 

 

限定の御朱印もあります。

なにぶん人が多いので、申し込み用紙に記入し、帰る時に受け取るって感じです。

買ってないので、なんとも言えませんがすぐにはいただけなかったと思います。

 

 

浄土苑につづく玄関です。

 

 

すぐとなりに何やら入口があります。

他の方はあまり気が付いていないのか、関心がないのかわかりませんが、ほとんど人が来なかったです。

 

 

中に入ると、今までとはちょっと雰囲気が違った感じがしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

811年弘法大師(空海)が度々当山に参拝されていました。

ある時、堂の傍らにある巌窟の溜まり水で眼のつぶれた小猿を抱き、一心不乱に眼を洗っている親猿の姿を見かけられ、空海は小猿のために17日間のご祈祷を行いました。

すると満願の日に小猿の目がパッチリと開き、喜んで山へと帰っていったそうです。

空海は、この不思議な湧き水を眼病に悩む人々のために霊験あらたかなる霊水にしようと決意され、さらに17日間の祈祷を施し、独鈷で持って深く掘り広げ、眼病平癒の霊水に成就されたと伝えられています。

 

こちらは飲むことができます。

また持ち帰ることもできますので、ありがたく頂戴いたしましょう。 

 

 

これでほぼ一周しました。

細かいところもまだまだたくさんあるのですが、人が多すぎてなかなかじっくり見れませんでした。

 

13時ぐらいになったので、帰ろうと山門をくぐったら、これです。

全然減ってないww

午後から来られる方も行列は覚悟しておいてください。

 

 

 

喫茶店は売り切れてるものもありました。

 

 

駐車場ももちろん満車です。

むしろ出待ちの列ができていました。

 

 

 

 

でも第4駐車場は普通に空いてました。

歩くのが大丈夫な方は絶対おすすめです。

 

 

 

行列を避けたいなら9時前には到着しておくのがベストです。

帰り道もあの狭い道を通るのですが、参拝される方の渋滞でさらに狭く感じました。

動画をみていただければわかりますが、運転に自信がない方はあまりオススメできません。

タクシーで行かれる方も結構いましたので、それもありかと思います。

 

参考にしていただければと思います。