2024年2月17日に岡山県岡山市にある「西大寺観音院」で行われる「西大寺会陽(はだか祭り)」に行きました。

 

西大寺会陽(はだか祭り)とは?

500年以上続く天下の奇祭。国の重要無形民俗文化財に指定されています。
厳冬の深夜、西大寺観音院の本堂 御福窓(ごふくまど)から投下される2本の宝木(しんぎ)をめぐって、約10,000人のまわしを締めた裸の男たちが激しい争奪戦を繰り広げます。その様子は圧巻で勇壮そのもの。
この宝木を取った者は、福男と呼ばれ、福が得られると言われています。


※2024年の西大寺会陽は、4年ぶりに宝木争奪戦が復活します。

開催日:2024年2月17日(土)※毎年2月の第3土曜日
本堂での争奪戦や石門の地押しなどがYoutubeLiveで生配信されます。
アーカイブでも閲覧することができます。

 

 

地元の方々は待ちに待ったという感じです。

 

祭りの当日は普段とはアクセスが変わってくるので次に行かれる時の参考に。

 

西大寺観音院の専用駐車場があるのですが、関係者のみの利用になるので使えません。

夜間には交通規制が入ります。近くを車で通れなくなります。

 

下記の場所が駐車場として提供されます。

・天満屋ハピータウン西大寺店平面駐車場(立体駐車場は閉店とともに閉鎖されます)
・山陽マルナカ西大寺店屋上駐車場

・西大寺グリーンテラス駐車場
・Aコープ(味彩館)駐車場

・ハローズ駐車場


臨時駐車場:向州グラウンド(有料)

・最寄り駅:JR西大寺駅(駅から会場まで徒歩約10分)

・路線バス
岡山駅18:00~20:20発の東山経由西大寺行きを
昭和被服総業前(西大寺会陽会場最寄りバス停)まで延長運行。
復路も同様に昭和被服総業前から岡山駅まで臨時運行時間最終22:50まで延長。
運賃 主な区間:昭和被服総業前~天満屋 大人440円 小人220円
               ~岡山駅 大人440円 小人220円

 

というわけで、今回は天満屋ハピータウン西大寺店に車を停めます。

 

 

到着は16時30分ごろでしたが、すでにいっぱいでした。

空きは探せばあるので、早めにきて確保しておいた方がよさそうです。

本格的に始まるのは日が暮れてからですので、車で待機している人がたくさんいました。

 

ここから歩いて10分ぐらいです。

 

 

 

 

こちらは西門です。

右側にある青い看板は立見席(西)の入口です。

 

 

19時頃からこちらで販売されます。

すぐ近くの岡山商工会議所西大寺支所でも夕方まで購入することができます。

座席指定席は事前に予約することができます。

こちらは5,000円ですが、唯一座ってみることができ、会場を広く見渡せることができます。

立見席(東)は指定席の後ろ側です。

 

立見席(東)券2,000円 立見席(西)券1,000円は予約はできません。

ですが、大半の人は当日に購入しますので、売り切れることはほぼないです。

 

9時~夕方まで:岡山商工会議所西大寺支所窓口で販売。

19時頃~観覧席入口にて販売。

 

すでにたくさんの人がいます。

 

 

 

こちらが本堂の中。

上の御福窓から宝木が投げ入れられます。

 

 

 

さっそく裸衆がいました。

邪魔にならないように道を開けましょう。

わっしょい!という掛け声が祭りを活気づけます。

 

 

 

上の写真の赤い橋を渡ると岡山市立西大寺公民館まで出店が並びます。

いろんなお店があるので、たくさん食べましょう。

 

 

本堂前の広場。

こちらがメイン会場になります。

 

 

 

本堂の向かいには特別指定席があります。

夜までは無料で入れます。知らなかったw

 

 

17時40分から会陽甚句の演舞が始まります。

 

3組の方々の踊りを楽しめました。

 

・岡山うらじゃ連蓮雫

 

 

 

 

 

 

 

 

・岡山うらじゃ連四季

 

 

 

 

 

 

 

 

・IPU・環太平洋大学体育会ダンス部

 

 

 

 

 

 

 

 

どれも素晴らしい踊りでした。

 

18時30分から会陽太鼓の奉納演奏。

宝木の争奪戦に参加できない女性たちが、裸の男たちの士気を高め、安全を祈願するために場内に向って打ち鳴らします。

 

 

 

19時から会陽冬花火。

だいたい30分ぐらいありました。

冬の花火も風情があります。

 

 

空も暗くなり、ライトアップされました。

 

 

 

警察と消防のすごい数が集まってました。

 

 

ここでチケット買いました。

場所は吉井川沿いの東立見席の入口です。

入口前にテントがあるので、そこで購入します。

特別観覧席もここで販売しています。

本堂がある広場からは入れません。

裏に周って川側から入ります。

 

 

東立見席 2,000円。

正直、特別観覧席にすればよかったと後で思いました。

その様子は後ほど。

 

 

19時30分から21時30分まで地押し巡行が行なわれます。

 

仁王門を潜り境内に入場し垢離取場の冷水にて身を清める。
その後、牛玉所大権現や四本柱など境内各所を幾重にも巡り拝しながら,最終的に本堂大床の上にて宝木争奪戦に備えます。

 

まずは仁王門から入場します。

 

 

 

 

 

その後、石門をくぐり、垢離取場(こりとりば)で身を清めます。

 

 

 

 

こちらが垢離取場(こりとりば)です。

この日の気温がだいたい5~7℃ぐらいです。

もちろん冷水です。

 

 

裏側から見た様子。

めっちゃ寒そうですw

ここだけ奇声がすごいですw

 

 

 

ここから本堂に向かいます。

 

 

ここでも冷水を浴びます。

 

 

 

 

 

 

 

牛玉所大権現や四本柱など周ります。

 

それがずっと続きます。

間近で見られるのでぜひご覧になってください。

 

20時30分になると、一般の人は会場には入れなくなります。

ここで観覧席に移動します。

 

こちらは西側。

 

 

東立見席。

最前列にいないとなかなか見えずらいです。

 

 

若干傾斜になっていて、後ろに行くと高くなってますが、やっぱり前の人がかぶります。

 

 

こんな感じです。

きれいに写真などを撮る場合は、腕を高く上げて撮るしかないです。

三脚などは使えないのですが、10数人ぐらい普通に使ってました。

いや、マナー違反だと思います。

こっちは腕がパンパンになるくらい腕をあげて撮ってるのにww

 

 

 

会場から参加者以外が退場しました。

なおも地押し巡行が続きます。

 

 

 

 

 

 

徐々に本堂に集まりだします。

 

 

 

 

 

 

 

 

22時から2本の宝木が投下されます。

その瞬間は照明が落とされ、会場が騒然となります。

 

写真では伝わらないので、動画のほうでごらんください。

 


 

 

 

 

 

写真や動画を撮ってたし、しかも前に人がいるので、腕をあげながら、なかなかしんどい撮影でした。

二本の宝木が仁王門から外部に持ち出された時点で争奪戦は終了となります。

 

その後、宝木の仮収め場所である仁王門近くの岡山商工会議所西大寺支所に設けられた枡に宝木が納められ、宝木の検分が終了した時点で争奪戦は決着し「福男」が決定することになります。

 

あっという間に終わりました。

10分ぐらいですかね。

 

 

 

皆さん一斉に帰宅します。

駐車場あたりまで警察の方が横断歩道に立ってくれています。

 


 

22時30分ぐらいでも、まだ車がこんなにいます。

 

 

かなり端折って書きましたが、やっぱり現地の勢いはなかなか伝わらないですね。

でも見れて良かったです。

次回は機会があれば特別観覧席で見たいですね。