ロープウェイの最終時刻(この日は16:30)が差し迫っていましたが、神仏からの「行ってみよ」と言う言葉に従って大山寺へ行ってみました。
「・・・これだけでも味があるな、伏見を思い出す」
「宇迦御霊神様のところとは違うでしょう!」
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本殿に着くと運が良い事に御開帳日でした。
ちなみに遅い時間に到着したせいか、本堂の中には誰もおらず貸し借り状態でした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240123/23/r2019r2019/ab/64/j/o1080081015392966038.jpg?caw=800)
「鉄でできた不動明王像か、それに五大明王像もあるのか。
確かにここに来た甲斐があったな・・・・」
「あまり酷いことをしてはなりませんよ(^^♪」
「・・・・誰が酷いことをしているんだ、十一面観音。
逆鱗に触れたあいつが悪い」
「まあそうですね、よほどのことがない限りあなたが剣を抜くことはありませんね。
それはそれとして安らげますか?」
「・・・・少しはな」
「あなたが心を預ける人は数少ない、本質と姿を見せてなお受け入れる人間はまずいませんからね。
己を責め過ぎることなく日々を悠々を過ごしなさい、いずれ別れの時は必ず来るのだから」
「そうだな、まあそれは仕方がない・・・・って、なに食べているんだ?」
「おや、あんころ餅ですよ、知らないのですか(^^♪」
「いや、知る知らないの話ではないだろ、なに悠然とお茶とあんころ餅を食べて話しているんだっていうこと!」
帰りがけにふと気になってロープウェイ乗り場にある売店へ。
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知人に頼まれて此方の製造販売を行っているお店にお邪魔させて頂いたのはここだけの話です。
おまけ
「何しにきやがった!」
「何しに来たも何もないだろう、なに大山祇様に剣を向けようとした」
「嫌いな者は嫌いだ!!」
「まったくもう!!
もう少し礼儀作法というものをわきまえろ!!
お前もそれなりの立場になっているではないか!!」
「やかましい!!
嫌なものは嫌に決まっているだろうが!!」
「いつの頃の話をしている!!
・・・・・飛ばし過ぎだぞ、危うく事故を起こすところではないか!」
「そりゃあありがとうよ、護ってくれて・・・で、本当の要件はなんだ?」
「風呂に入っていけ、冷えているぞ」
「はあ!?そんなことを言う為に来たのか!!」
「私とて忙しいのに時間を割いて来るのは無意味だと言うことは同意だがな、大日如来様から頼まれたのだ。
見るに見かねて困っておられたようだからな」
「あんころ餅食べながら言う十一面観音の方が困ってないか、しかし寒いな・・・」
「とにかく風呂に入っていけ、身体の芯から冷えているぞ、お前」
「・・・・そうするよ、忠告ありがとう、馬頭観音」