数字に学ぶ「離婚しない男性」の選び方 | 離婚や夫婦の間の問題

離婚や夫婦の間の問題

離婚や夫婦問題についてアレコレ考えたことを書き綴ってみます。

「3組に1組が離婚している時代」、と言われて久しいです。
実はこのデータは2014年の「婚姻数64万組に対して、離婚数22万組」という数値を単純計算したものなのだそうです。
数値で見る離婚の実態から、「離婚しない男性」を選ぶためのポイントが学べる特集が、女性ファッション誌に特集されていました。
せっかく結婚するのなら、いつまでも仲の良い夫婦でいたい。
そう思っている人は必見の、特集の一部より紹介します。


離婚


<離婚件数と離婚しやすい年代には特徴があった>
2000年代に入ってから、実は「離婚件数自体は約29万件をピークにゆるやかに減少傾向にある」のだそうです。
しかし、少子化ジャーナリストで作家の白河桃子さんによると、女性の年齢別離婚数の推移(厚生労働省「人口動態統計」より)では、「20代後半から30代」という世代の離婚率が「他の年代から群を抜いて高い」のだそうです。
現在、日本人女性の平均初婚年齢は29.4歳となっています。
つまり、この年代の離婚が多いということは、「結婚5年未満で離婚した人が多い」ということになるといいます。
ここから「子どもができたことで、夫婦関係がゆらぎ」離婚を選ぶ夫婦が多くなるのではないか、というのです。
たしかに、子どもが生まれるとそれまでの二人だけの生活スタイルが、子ども中心となるだけでなく、産後の慌ただしさや意見のすれ違いなどで、夫婦間に衝突が多くなるのは仕方のないことです。
そこを乗り切ることが、離婚しない夫婦になる一つのターニングポイントになるのかもしれません。

<離婚しないための男性の選び方>
さらに、実際に離婚した人に、「こうすれば離婚は避けられたかもという方法は?」という質問では、今後結婚相手を選ぶ際にとても大事なポイントがたくさん掲載されていました。
その中から3つ抜粋します。

・相手の本当の姿を知るためにもまずは同棲。
・相手だけではなく、相手の両親や家族が自分に合うかも大切。
・この人のためならどこまで我慢できるか。早い段階から想像力をふくらませて。

長過ぎる同棲は結婚に至ることが難しくなるというデメリットもありますが、具体的に結婚をするとなった段階で籍を入れる前に「お試し期間」として同棲するのは有効な方法なのです。
また、結婚は二人だけでするものでありません。
相手の家族とも親族となることをつい忘れがちです。
彼のご実家との相性は早い段階で確かめておくようにしましょう。
さらに、相手への「想像力」も大事なのだとか。
「相手の介護ができるか」までを想像して、相手を選ぶべきという意見も多くあげられていました。
お付き合いしている間には見えなかったことが、共同生活をすると途端に見えてくるものです。
そこで後悔しないためにも、事前に自分で確認できることはたくさんあるのです。
結婚は決してゴールではありません。
共同生活のスタートという視点を忘れないようにしておきましょう。

<いつまでも仲の良い夫婦でいるために>
それでは、いつまでも仲の良い夫婦でいるためにはどんな点を気をつけていればいいのでしょうか。
そんな時に参考になるポイントを2つ抜粋しておきます。
・大抵のことは時がたてば解決するので、すぐに離婚と結論づけない。
・ほかに没頭できる自分だけの時間をつくる
結婚すれば、平穏無事な日々が続くだけでなく、ケンカやすれ違いだけでなく、夫の失業や病気・実家問題・浮気疑惑など、いろいろな問題が生じてくることもあります。
そんな危機に瀕した時にすぐに離婚を考えるのではなく、時間が解決してくれる、とどんと構える余裕が大事なのです。
また、資格取得や趣味など、自分だけの時間を持つことで、気持ちを落ち着かせることができるといいます。
いずれにしても、大事なのは幸せな結婚生活がずっと続くと安心しきらず、変化を受け入れて柔軟に対応していくことです。
恋愛相談を受けていると、不倫の相談もかなり寄せられるそうです。
組み合わせはさまざまですが、今回は「既婚男性×独身女性」で、恋愛的な交際をしているカップルについて書いていきたいと思います。

<不倫をする独身女性の悩みの多くは、やはりこれです>
「妻とは別れるって言うけど、離婚の話が全然進んでいないようだ」
既婚男性が離婚をチラつかせるものの、具体的に話が進んでいないように思う、いったい自分はいつまで待てばいいの?というものです。
しかし、男性が既婚者の場合、最終的に妻のもとに戻るケースが多いようです。
その理由はなぜなのかを、3つにわけて書いていきたいと思います。

<妻を“味方”だと認識している>
男性が彼女や奥さんを求める理由の1つに「自分にとって、最大の味方がほしい」というものがあります。
彼の、家での扱いがそれほどひどくなく、特に子供たちが彼になついている場合、彼は妻に対して「自分の味方だ」と認識している場合があるのです。
こうなってしまうと、離婚をする=味方を裏切るような気がして、心理的なハードルが上がるのです。

<彼自身のメンタルの問題(「自分は誰にもわかってもらえない」という考えが根底にある)>
不倫をする人というのは、男女とも「自分は、誰にもわかってもらえない」という考えが根底にある場合があります。
カップルがお互いをわかりあうためには「自分の希望を伝え、相手の意見も聞く」なのですが、不倫をする人の多くは「自分の希望を伝える」ところで、つまずいてしまうことが多いのです。
相手の希望ばかり聞いていると、自分の考えをわかってもらえません。
ですから、自分をわかってくれそうな別の異性と関係してしまう…というのが、よくあるパターンなのです。
彼がそういった自分に気づいて「あなたとは、そんなふうになりたくない」と思って専門家に相談するなどすれば別ですが、そうでないなら、あなたと再婚しても同じことを繰り返す確率が高まるのです。

<離婚にまつわる問題を乗り越える覚悟がない>
「離婚は、結婚するときの3倍の手間がかかる」と、離婚経験者の皆さんは言いますが、それは本当のことだと思います。
恋人同士のように「もうやっていけません。さようなら」で終わらせるわけにはいかず、とにかく、話し合いや手続きが面倒なのです。

それに比べると、よほど奥さんが母親として問題あるのでないならば、現状維持の方が面倒事は少ないものです。
お子さんがいる場合や奥さんが経済的に自立していない場合は、その傾向は強まるでしょう。
ですが、お子さんがある程度大きい、共有財産が少ない、奥さんが経済的に自立している場合は、離婚の面倒さが少なくなるので、望みは多少はあるといえるでしょう。

多くの既婚男性は「面倒なことはなるべく避けたい」と思っていることがあります。
「不倫はしない方がいい」というのは、既婚男性特有の、面倒事を避けようとする考え方ゆえに、結婚から一番遠い距離に行ってしまうからなのです。
早い話が面倒くさいということになるのです。既婚男性にとってはいざとなれば戻るところがあるという安心感から不倫に走ることが多いのです。
このような相手の本心を知った不倫相手の女性は結局はそんな男に愛想を尽かして離れていってしまうのです。
ある意味女性のほうが男性よりも度胸がありますし、いざとなれば一人でも生きていけると思っていますから、女性のほうが男性よりも数倍メンタルの面では強いといってもいいでしょう。

<不倫をしても、幸せなれることはほぼありません>
どうか、今そうした恋にハマってしまっている人はその恋から身を引くようにおすすめします。
不倫で最後はハッピーエンドはありえないということです。
必ず誰かが傷つきます。これは間違いのないことで、誰もが無傷であるということはありえないのです。
そのあたりの覚悟は不倫当事者も持っていなくてはいけないことです。


離婚



<「二度目は失敗したくない!」バツイチ女性が狙うべき男性像9パターン>
一度結婚に失敗していると、どうしても次の恋には慎重になるものです。
それでは、そんな悩めるバツイチ女性に合うのは、一体どのような男性なのでしょうか。
そこで今回は、10代から20代の独身女性230名に聞いたアンケートを参考に「『二度目は失敗したくない!』バツイチ女性が狙うべき男性像」をご紹介します。

<自分と同じ「離婚経験者」>
「同じ経験をしている人とは話も合いそう」(20代女性)というように、いい意味で「離婚」というキーワードが二人の距離を縮めるケースがあります。
同じバックグラウンドがあれば、お互いに偏見の目で見ることもないでしょう。
もちろん離別の場合は、死に別れということもあります。この場合は亡きパートナーへの愛情が残っているので難しい面があります。
気軽な恋愛というよりも、相手の傷を癒やして上げるような広くて深い愛が必要となるのです。

<包容力がある「大幅に年上の人」>
「まわりにもバツイチがいそうだし、理解もあるんじゃない?」(20代女性)というように、10歳以上歳の離れた男性などであれば、豊富な人生経験から、離婚した女性も温かく包み込んでくれそうです。
年下狙いで撃沈続きの女性には、思い切った方向転換が求められているのかもしれません。
実際に年配の男性の場合は過去に頓着しない傾向が強いです。
しかし平均寿命などから年配の男性とはすぐに別れが訪れそうですからその点は覚悟したほうがいいでしょう。
またセックスの面でも同様の覚悟を持ったほうがいいかもしれません。

<離婚歴など気にしない「長年の友人」>
そもそもの人柄でちゃんと判断してくれそう」(20代女性)というように、結婚前からの知り合いであれば、バツイチであることもあまり大きな障壁にはならないでしょう。
結婚時代でも変わらず友人関係を続けられた男性を、「異性」として意識してみてはどうでしょうか。

<そもそも大きなギャップがある「外国人」>
バツイチとかもはや関係ないと思う(笑)」(20代女性)というように、大きな文化の違いがある相手であれば、離婚歴も「数多くある二人の違いのひとつ」としてすんなり受け入れてくれそうです。
こうなると留学や海外赴任経験のある友達に、キューピッド役をお願いしたいところです。

<ほとんど女性経験がない「年下ボーイ」>
「ほかに比べる対象がない男子が狙い目!」(20代女性)というように、恋愛経験が極端に浅い男性なら、ありのままの自分を見てもらえるかもしれません。
ただし、それゆえに恋愛への理想が高いケースもあるので、よく見極める必要はあるでしょう。

<女性に騙されて傷心中の「失恋男性」>
「ジャンルは違うけど、傷ついた者同士…」(20代女性)というように、恋愛関係に失望した経験のある二人なら、健全な関係を築くことができるかもしれません。
ただし、離婚理由が「自分の浮気」であった場合は、受け入れてもらうのがもっとも難しい相手だと心得ましょう。

<【7】サバけた性格で付き合いやすい「恋愛マスター」>
「女性経験が豊富でしたら、バツイチと付き合ったこともあるんじゃない?」(10代女性)というように、経験値が高い男性でしたら、過去の離婚歴程度で女性を敬遠することはないと考える人もいます。
ただし、この手の男性は真面目に結婚を考えてくれることも稀ですので、その上でどう動くかは自分次第ということでしょうか。

<女性のリードを待つ「草食系男子」>
「自分のペースに巻き込んじゃえばいい」(20代女性) というように、恋愛に対して積極性に乏しい男性なら、こちらがうまくリードできるかもしれません。
ただし、押しすぎると引かれてしまうので、力加減の難しさはあると思います。

<仕事の面で分かり合える「同業者」>
「恋愛はさておき、仕事への理解度が高いとストレスがない」(20代女性)というように、最初に恋愛感情以外の部分でのもめ事を排除するのも、一つの考え方かもしれません。
仕事関係の人を狙うのでしたら、日常生活のほとんどが出会いのチャンスです。
オフィスファッションにも気を使ってはそうでしょうか。

さまざまなタイプの男性に、バツイチ女性を受け入れる素地があるようです。「もう恋愛なんか…」と自分の殻に引きこもるのではなく、「攻め」の姿勢で次の恋を射止めましょう。