カブ110 | 関商会 西宮 バイク屋ブログ

カブ110

セルスタートで始動可能な時とセルが無反応でダメな時がある修理依頼です。


3回に1回くらいの確立でまぁ何とか掛かります。


これくらいなので乗ってもらってました。。。


ところが、運転中に膝がキーに当たると急にストールしたり、次が掛かりにくかったりと、かなり悪化してきました…


そして、同時に2速3速でのノッキングが起き、

プラグやエアーエレメント以外の原因か…


など故障が目立ち始めました。


セルで掛かる時の条件が、キーONでエンジン警告灯が点いた時です。

逆にエンジン警告灯が点かない時はセルが無反応です。


ここまで来たら何となくダメな原因が見えてきてます。


だが、メーカーに聞くともっと具体的にダメな個所を見つけて!

みたいな事になりました。

ほぼ分かってるんだけど、ホンダとしては決定的な原因を見つけて!でした。


その結果、メインスイッチがタメだと断定出来ました。最初から分かってましたけどね…(笑)


この機会にキーセットで全交換になりました。


燃料キャップとメインスイッチは簡単に交換出来ました。


ヘルメットホルダーが…


これが厄介でした。


なぜなら、ネジ止めが変なボルトだからです。


工具で緩めないタイプです。


リアサスを外しました。

リアタイヤも外しました。


ようやくヘルメットホルダーの変なボルトを外せました。



交換して完了です。


右がタメだったメインスイッチです。

メインスイッチを交換すると、エンジン警告灯が点かない事はありません。当然です。

運転してもノッキングやエンストも起こりませんでした。

このメインスイッチが全ての原因でした!

まさに一発解消した瞬間でした!