備忘録2…猫相談会とTNRについて | R129 エメブラSL320な今日この頃♪

R129 エメブラSL320な今日この頃♪

クルマ、猫、音楽、グルメなどの備忘録

ノラ猫の仔猫保護から仔猫譲渡、親ネコの不妊手術まで綴ってみます。←その1へ戻る

【8月初旬 生後4週】
 自治体の猫相談会に参加する。事前にNPO猫保護活動団体に相談したところ、この相談会に来て下さいとのことだった。サポーター制度の説明と譲渡面接会参加申請、サポーターの方から捕獲器を2台借りる。

 我が自治体は飼い猫への不妊去勢手術の助成金制度を打ち切った。その代わり、ノラ猫の不妊去勢手術の助成金制度を始めた。サポーターによる、いわゆるTNR活動(Trap/捕獲し,Neuter/不妊去勢手術を行い,Return/元の場所に戻す)により、これ以上増やさないことを目指した施策の一環だ。

 ノラ歴の長い猫を室内飼い猫にし、里親探しをするのは大変だ。結局里親が見つからず、NPO保護団体や保護活動家の元で暮らす保護猫が増え、団体、個人活動家の負担が増える。保護活動家が多頭崩壊しては本末顛倒だ。

  神奈川県殺処分ゼロはNPO猫保護団体、個人活動家の大変な苦労と地域の理解により、崩壊スレスレで達成しているのだ。

 地域ネコとして一代を全うする。賛否両論あるが私はノラ猫が増えるスピードを抑えるこの施策に興味を持った。猫嫌い、苦手な方、体質的に駄目な方々への配慮は当然必要だ。「ノラは全て殺処分」と望む住民もいるだろう。だがそれも人間のエゴだ。隣人が嫌いだからと言って人殺しは出来ない。引越すかうまく振舞うしかない。また逆に「動物の営みに人間が介入するのはけしからん、不妊去勢手術反対」を主張する方もいるかもしれない。だがその主張は人間の手が入っていない自然界で成り立つものである。

【8月上旬、生後5週】
 シャンプーとノミ、虫取りを少量投与する。外暮らしの猫には必ずノミがいる。本来は8週目位の投与だが、譲渡と健康な体を目的として、体の大きさに合わせ極少量を投与。母猫マメはだいぶ落ち着いてきた様子だ。食べ物を前にすれば触る事も出来る様になった。現金なヤツだ。
 私が出かけている時、ウチ嫁が対応したのだが、先に書いたワンちゃん散歩Mさんのお姉さん(M姉とする)が仔猫に興味を持ち、ウチに訪れ、写真を沢山撮って行ったらしい。ノミ対策をしておいて良かった。今も猫を飼っているとのことなので里親様になって頂けれるのなら安心だ。

 自治体の譲渡会参加は、動物病院で猫の健康チェックを受け、診断書を事前に自治体に提出する必要がある。かかりつけの動物病院にて無理を言い、1匹千円程度でやってもらう。体重500~600グラム前後、異常は無し。プロフィール用の撮影をしておく。
イメージ 3
イメージ 1
イメージ 4
イメージ 2
マメの不妊手術の予約をする。ノラネコ不妊手術、治療を専門にしている病院をネコ保護活動サポーターに紹介して頂いた。